ジャーナリストの有名な人・人気のブログ・インスタ

ジャーナリストが扱うジャンルは幅広い

ジャーナリストは、新聞や雑誌、テレビなど、あらゆるメディアで報道を行ったり、報道記事を提供したりする仕事です。

政治、経済、社会、スポーツ、芸能、文化など、ジャーナリストが扱うジャンルは幅広く、多くの人が専門分野で活躍しています。

そのため、政治ジャーナリスト、経済ジャーナリストなど、なにを専門としているのかがわかるような肩書で呼ばれることも多くあります。

最近ではテレビ司会者を務めたり、各地で講演をしたりと、活動領域はメディアのみに留まりません。

また、戦場ジャーナリストのように、戦場での情報収集中に身の危険を伴うケースもあります。

今回は、日本で活躍する有名なジャーナリストを始め、ブログやインスタを紹介するので、ぜひ将来の参考にしてください。

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ジャーナリストの有名な人

私たちがメディアを通してよく知っている、有名なジャーナリスト6人を紹介します。

どのような経緯を経てジャーナリストになったのか、どのような活動をしているのか見ていきましょう。

竹村 健一(たけむら けんいち)

くわえパイプがトレードマークの竹村健一さんは、1930年生まれ・大阪府出身の有名なジャーナリスト、政治評論家です。

2019年7月8日、89歳でお亡くなりになりましたが、テレビ出演するジャーナリストの先駆け的な存在でした。

現在の神戸大学文学部に入学後、京都大学文学部英文科に編入し、さらにアメリカのイェール大学や現在のパリ大学など、複数の大学で学びます。

英文毎日の記者や拓殖大学教授などを経て、文筆活動やテレビ・ラジオなどに出演するようになりました。

竹村さんは政財界との付き合いも深く、「リゾートとリサーチの2つのRが日本の未来を決する」と自身の思想を強く主張し、政治家や主婦層にも影響を与えたジャーナリストです。

<主な実績>
・日本テレビ 「竹村健一の世相講談」司会(1978~1985年)
・フジテレビ 「報道2001」コメンテーター(1992~2008年)
・著書 「日本の常識 世界の非常識」/幻冬舎(2005年4月)
・CM出演 金鳥「キンチョール」 ほか多数

池上 彰(いけがみ あきら)

池上彰さんは、1950年生まれ・長野県出身の有名なジャーナリストです。

慶應義塾大学経済学部を卒業後、NHKの記者を長年経験。

2005年にフリージャーナリストとなり、ニュース解説やレギュラー番組などで活躍しています。

NHK勤務時代にあえて地方局を希望したことで、検察、警察、裁判所など地方の県政や統治機構の仕組みを学べたそうです。

フリーランスに転身後は、民法テレビ局のニュース解説者として出演し始め、難しい社会問題を客観的でわかりやすく語るスタンスで人気を集めています。

また、著作家の一面も持ち、経済から宗教までと幅広いジャンルで膨大な数の著書を刊行するなど、執筆活動にも熱意を注ぐジャーナリストです。

<主な実績>
・テレビ朝日 「池上彰のニュース そうだったのか!!」(2015年~)
・毎日新聞「開かれた新聞」委員会委員
・著書 「世界から戦争がなくならない本当の理由」/祥伝社新書(2019年8月1日) ほか多数

櫻井 よしこ(さくらい よしこ)

櫻井よしこさんは、1945年生まれ・大分県出身の有名な女性ジャーナリスト、政治活動家です。

慶應義塾大学文学部を中退し、ハワイ大学マノア校歴史学部を卒業後、英字新聞「クリスチャン・サイエンス・モニター」東京支局に勤務。

1980年5月から1996年3月までの16年間、日本テレビの「NNNきょうの出来事」のメインキャスターとして活躍し、穏やかな語り口と鋭い視点が注目されました。

2007年にシンクタンク「国家基本問題研究所」を設立し、事件から教育、外交、経済、皇室関連まで、幅広いジャンルで自身の考えを主張しています。

2012年にはインターネットテレビ「言論テレビ:櫻LIVE」を開設し、2014年には「美しい日本の憲法をつくる国民の会」を立ち上げるなど、精力的に活動中のジャーナリストです。

<主な実績>
・フジテレビ 「新報道プレミアA」コメンテーター
・ドキュメンタリー映画「主戦場」にジャーナリストとして出演(2019年4月20日公開)
・著書 「愛国者たちへ―論戦2018-2019」/ダイヤモンド社(2019年4月11日) ほか多数

江川 紹子(えがわ しょうこ)

江川紹子さんは、1958年生まれ・東京都出身の有名な女性ジャーナリストです。

早稲田大学政治経済学部に入学したものの、就職活動を始めたときでも、自分のやりたいことが見えなかったとのこと。

世の中のことを知らないことが見つからない理由だと考え、新聞社を志望したそうです。

卒業後は神奈川新聞社に勤務し、警察取材や連載企画など社会部記者を担当します。

同社を29歳で退社後フリーライターとして活動を開始し、2年後の1989年以降、オウム真理教関連問題の取材に、命がけで取り組んだことで有名です。

政治、経済などのコメンテーターとしてテレビ番組にも多数出演するほか、NHK教育テレビで若い人からの意見を聞くチャンスを契機に、次世代へのメッセージを込めた著書などを手がけています。

<主な実績>
・TBS 「サンデーモーニング」コメンテーター
・著書 「救世主の野望 オウム真理教を追って」/教育資料出版会(1991年3月)
・著書 「カルトはすぐ隣に:オウムに引き寄せられた若者たち」/岩波ジュニア新書(2019年6月21日) ほか多数

渡部 陽一(わたなべ よういち)

ベレー帽に髭がトレードマークの渡部陽一さんは、1972年生まれ・静岡県出身で、戦場カメラマンとしても有名なジャーナリストです。

弁護士や検察官になる夢を持ち明治学院大学法学部に入学しますが、生物学の授業で学んだアフリカ狩猟民族のピグミー族に会いに行くなど、まったく別の世界に興味を持ちます。

その後もアフリカに通ううちに、少年ゲリラの蛮行に直面し、写真で伝える戦場カメラマンになったそうです。

戦場ジャーナリストとして、現地の人々の声に色付けすることなく、そのまま伝えることが大切だと語っています。

2019年には、インドネシアのテロ事件、トルコ情勢、スリランカ連続爆破テロ事件、香港情勢など、世界中を駆け回って取材を続け、メディアやSNSで情報を発信し続けています。

<主な実績>
・テレビ東京「昼めし旅~あなたのご飯見せてください!~」ナレーション
・「渡部陽一写真展 The Voice 戦火に生きる人たち」(柏タカシマヤ)
・著書 戦場カメラマンの仕事術/光文社新書(2016年3月17日) ほか多数

増田 明美(ますだ あけみ)

増田明美さんは、1964年生まれ・千葉県出身で、元女子マラソン選手としても有名なスポーツジャーナリストです。

マラソンランナーを引退後は、スポーツライターとして新聞や雑誌などに寄稿するほか、テレビ中継されるロードレースなどの解説を始めました。

美しい声と明るいキャラクターが人気で、スポーツライター、レース解説者、タレントナレーターとしても活躍中です。

アトランタ、アテネ、北京、ロンドンで開催されたオリンピックではラジオの解説者として起用され、リオデジャネイロオリンピックではテレビ解説を務めました。

単に解説するだけでなく、選手への事前インタビューを行い、ちょっとした裏話も含めた実況が人気です。

<主な実績>
・1989年11月19日「東京国際女子マラソン」日本人最上位の8位
・テレビ東京 「世界!ニッポン行きたい人応援団」ナレーション(2016年~)
・2018年6月、日本パラ陸上競技連盟会長に就任 ほか多数

ジャーナリストの人気のブログ

ジャーナリストのブログは、比較的文字の分量が多いのが特徴です。

やはり、自身で取材したことを熱く語れなければ、ジャーナリストにはなれません。

みなさんも、ジャーナリストのブログを読んで、彼らの感性や視点を学んでみましょう。

上杉隆オフィシャルブログ

上杉隆さん_ブログ画像

ジャーナリストだけでなく、実業家、作家、僧侶の肩書を持つ、上杉隆(うえすぎ たかし)さんが運営するブログです。

福岡県生まれ、東京都新宿育ちの上杉さんは、NHK勤務や衆議院議員鳩山邦夫事務所での公務秘書などを務めたのち、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者となります。

2001年からフリージャーナリストとして独立し、政治家らへの取材活動を開始しました。

2016年の東京都知事選挙の落選を受けた際と、2019年に出家した際にはジャーナリスト引退宣言をするも、2019年7月に復帰。

上杉さんの最近のブログには、自身が代表を務める株式会社NO BORDERによる、日本初のインターネット生放送ニュース番組「ニューズ・オプエド」の放送概要が記されています。

2018年以前のブログ記事では、戦争取材へ行った際に命を落としかけたことなど、上杉さんの体験記などを読むことができます。

上杉隆オフィシャルブログ

高橋暁子のソーシャルメディア教室

高橋暁子さん_ブログ画像

ITジャーナリスト、作家、脚本家として活躍中の、高橋暁子(たかはし あきこ)さんのブログです。

LINEやインスタ、ツイッターなどに詳しく、元小学校教員でもあった高橋さんは、10代のSNS利用や情報リテラシー教育を専門にしています。

mixi公認コミュニティの企業アドバイザーとして、企画・執筆、運営を担当するほか、メディアにも出演してSNSの安全な使い方などを伝えています。

高橋さんのブログにも、「池上彰のニュースそうだったのか!!」にVTR出演したことが書かれていました。

ほかにも、子どもを持つ親へのSNS勉強会のお知らせや、安全にアプリを使うコツなど、ITジャーナリストならではの詳しい解説をしています。

高橋暁子のソーシャルメディア教室

吉田由美オフィシャルブログ「吉田由美のなんちゃってセレブなカーライフ」

吉田由美さん_ブログ画像

日本自動車ジャーナリスト協会に所属し、「カーライフ・エッセイスト」の肩書を持つ、吉田由美(よしだ ゆみ)さんのブログです。

短大在学中に10種類以上のミス・コンテストで受賞し、卒業後はモデルとして活動し始めます。

しかし、モデルとしては低身長(162cm)というマイナス要素があったことから、自動車関係の出演に移行。

国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て、現在は自動車関連の雑誌、インターネット、テレビ、ラジオ出演と、幅広く活動中です。

国内A級ライセンスを持つ吉田さんの愛車歴は、プリメーラ、メルセデス・ベンツ、ポルシェ・ケイマンなど、ブログタイトルどおりのセレブ車が名を連ねます。

ブログには、ドイツに行って新型車を試乗した際の見聞録や、モーターショー会場に足を運んだ様子などが書かれています。

Yahooニュースでも取り上げられ、「車の最先端を肌で感じ続ける現場主義者」として、高い評価を受けています。

また、コスメや美容に関する情報も発信しているので、女性も読みやすいブログです。

吉田由美オフィシャルブログ「吉田由美のなんちゃってセレブなカーライフ」

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

ジャーナリストのインスタ

インスタは、写真などの画像や動画で情報を伝えられるツールです。

日頃、文字や発言で伝えることが多いジャーナリストは、インスタでどのような画像や動画をアップしているのでしょうか。

各界で活躍する有名なジャーナリストを3人紹介しますので、ぜひフォローして将来の仕事に役立てましょう。

堀 潤(ほり じゅん)

元NHKアナウンサー、堀潤さんのインスタです。

ジャーナリスト活動以外にも、NPO法人「8bitNews」代表、株式会社「GARDEN」CEOを務め、中東や東南アジアなど支援が必要な現場の取材内容を発信しています。

インスタには、堀さんがMCを務める「TOKYO MXモーニングCROSS」に出演したゲストの写真や、取材で訪れた世界各国の現状をリポートする動画などがあり、活動の様子がわかりやすく表現されています。

2019年9月24日から29日まで、恵比寿にて写真と映像展「分断ヲ手当スルト云フ事」を開催し、ギスギスした世界に風穴を開けるような活動もしています。

有本 香(ありもと かおり)

テレビやラジオなどに出演し、チベット問題や国際関係、国内政治などに言及するジャーナリスト、有本香さんのインスタです。

有本さんは旅行雑誌の編集長を10年、大手企業の広報を3年担当したのち、独立して編集プロダクションを設立しました。

中国関連を中心に、執筆活動にも精力を注いでいます。

有本さんのインスタには、台湾の大学で講演した様子や、番組共演者との和気あいあいとした写真などが数多くアップされています。

また、美容室での施術風景やスイーツの写真といった日常の風景もあり、有本さんの人柄が伝わってくるようです。

松田 丈志(まつだ たけし)

競泳オリンピックメダリストとして活躍後、スポーツジャーナリストに転身した松田丈志さんのインスタです。

現役中の知識や経験を活かし、現在はスポーツ団体のアスリート委員を務め、普及活動やスポーツニュースのコメンテーターとして情報を発信しています。

また、競泳時代に培った「食の大切さ」などの講演や執筆など、幅広く活躍中。

松田さんのインスタには、競技取材の様子を始め、自身も出場したトライアスロンに向けてのトレーニング風景など、元スポーツ選手らしい写真が満載です。

様々なジャンルのジャーナリストを紹介してきましたが、その分野を深く掘り下げて熱く語れる情熱や興味、知識を持っていることがわかります。

みなさんも、自分の得意分野を伸ばし、世の中に情報発信するジャーナリストを目指してください。