フロントエンドエンジニアに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
フロントエンドエンジニアに向いている性格・適性
コーディング作業が好き
フロントエンドエンジニアの仕事の大部分はコーディング作業です。
コーディングは地味な作業で、思うように動かない場合は何時間も試行錯誤をしながら作業にあたりますが、それを苦に感じず、楽しいと思える人はフロントエンドエンジニアに適性があるといえます。
新しい技術に興味がある
フロントエンド分野は新しい技術がどんどん登場し、技術的な流行の変化が激しいのが特徴です。
新しい技術にも常に興味関心を持ち、業務に生かせそうなものはどんどん取り入れるタイプの人は、長く活躍できるでしょう。
人を喜ばせる、驚かせるのが好き
フロントエンドエンジニアの仕事は、作成した画面によって人々に使いやすさや驚きを与えることです。
仕事を楽しむためにも、人を喜ばせたい、驚かせたいというサービス精神が求められます。
このような性格があってこそ、デザインやUI、プログラミング技術がフロントエンドの良いデザイン・機能に結びつくのです。
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フロントエンドエンジニアに必要なスキル・能力
論理的思考力
コーディング作業は、大規模で複雑になるほど論理的思考力を必要とします。
ある変数にAという処理を行い、さらにBという処理を行い、そこにCという処理を加えると…、といったことを何層もずっと考えられる能力が必要です。
集中力
フロントエンドエンジニアはコーディングや書類作成などの作業を行う際に、高い集中力を必要とします。
プログラムは論理に間違いがあれば正常には動かないため、コーディングでは正確な記述が求められます。
作業が長時間続くことも多いため、息抜きを上手に行って集中力を高く保つ技術も大切です。
プログラミングやデザインの知識
プログラマーやWebデザイナーからフロントエンドエンジニアになる人が多いのは、プログラミングやWebデザインがスキルの基礎になるからです。
HTMLやCSS、JavaScriptはもちろん、他にもいくつかの種類のプログラミングができることが望ましく、WebデザインにおけるUIやUXの知識も求められます。
フロントエンドエンジニアに向いていないのはどんな人?
勉強が苦手な人
フロントエンドエンジニアは、常に新しいものを学んで吸収し、コーディングでも物事を理論立てて考える必要があります。
そのため、学生時代に勉強が苦手で、難しいことを学んだり考えたりするのは苦手という人は少し厳しい面があります。
勉強は苦手でも、好きなことなら頑張れるタイプの人なら大丈夫で、活躍しているエンジニアにも多く見られます。
真面目すぎる人
丁寧に時間をかけて仕事をすることが良いことだと考える真面目な人は、フロントエンドエンジニア向きではありません。
楽をするためにどんな方法があるかを考え、さまざまなツールを使いこなそうとする「怠け者」こそが向いている仕事です。
また、真面目すぎて融通が利かないと、仕様やデザインの変更のたびにストレスとなり、仕事がつらくなってしまうこともあります。