フロントエンドエンジニアのつらいこと・大変なこと・苦労
フロントエンドエンジニアのつらいこと・大変なこと
流行の技術がどんどん変わる
フロントエンドエンジニアの扱うフロントエンドはWebサービスやアプリで利用者から見える部分です。
そのため、流行の移り変わりに合わせてデザインすることが必要です。
また、一方で技術的な流行もあり、流行しているライブラリやフレームワークで制作しなければ、その後のメンテナンスに支障が出ることもあります。
そのため、常に勉強して新しい技術を修得する必要があり、それが楽しみでもあり、つらいところでもあると感じる人が多いです。
職場によっては残業が多い
フロントエンドエンジニアは、Web系の仕事の中では残業は少なめですが、職場によっては残業が多いこともあります。
これは個人の能力や職種の特性よりも、会社としての営業やプロジェクト管理の方向性が大きく影響するため、改善が難しい面があります。
特に短納期での受注が多い会社では、フロントエンドの仕様作成やコーディングを短期間で行わなければならず負担が大きいです。
他の作業の影響を受けやすい
基本的にフロントエンドは、表示するデータや連携するシステムがなければ制作やテストが十分にできません。
そのため、デザインやバックエンドで動くシステムの作成が遅れると、フロントエンドエンジニアの作業スケジュールも影響を受けます。
特に、納期が動かせない場合は後工程で作業するフロントエンドエンジニアが残業で対応することになり、心身の負荷も大きくなります。
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フロントエンドエンジニアの悩み
フロントエンドエンジニアは比較的新しい職種であり、その活用方法や専門性を企業が十分に理解できていないことも多いです。
Webデザインの技術があり、プログラミングもでき、Webやシステム制作の流れも理解しているフロントエンドエンジニアは、気づけば「何でも屋」になっていることも少なくありません。
自分の仕事でない業務を任されたり、欠員の補充に回されたり、専門的でない仕事ばかりが増えたりし、「専門性を高めたいのに」と不満を感じることもあります。
また、バックエンドのエンジニアの方が技術者として上に見られることも多く、それが悩みになる場合もあります。
企業によって違いますが、社内での位置付けや立場が明確でないことに悩む人は多いです。
フロントエンドエンジニアを辞める理由で多いものは?
フロントエンドエンジニアを辞める理由では「業務内容や働き方を変えたい」という理由が多く見られます。
フロントエンドの開発でも、高度なプログラミングを要求されることもあれば、フレームワークやライブラリを使って簡単なデザインを作るだけの場合もあります。
当然、学習の負荷や待遇も違ってきますので、自分のスキルや希望する業務内容にマッチしない場合に転職を考える人が多くなります。
また、フロントエンドエンジニアは求人も多く、フリーランスやパートなどさまざまな形で働くことも可能です。
そのため、ワークライフバランスを考えて働き方を変える人も多くなっています。