ファッションデザイナーの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
ファッションデザイナーを目指して就職活動を行うときに気になるのは、就職試験でどのようにふるまうべきかということでしょう。
本記事では、ファッションデザイナーの志望動機の考え方や面接の注意点、自己PRのポイントなどを紹介します。
ファッションデザイナーを目指すきっかけで多いものは?
ファッションデザイナーを目指す理由として多いのは、やはり「ファッションが好き」「自分でデザインした服を多くの人に着てもらいたい」という純粋な思いです。
ファッションデザイナーを目指す人はもともとファッションが好きだったり、服作りが好きだったりする人がほとんどのため、現在働いているファッションデザイナーも、「趣味を仕事にした」という人が多く、ファッションやデザインのことを常に考えている人が多いようです。
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ファッションデザイナーの志望動機の考え方
ファッションデザイナーになりたいと思う意思を伝える方法を考えないと、アパレルメーカーやブランドに就職するときの面接を乗り越えられません。
アパレルメーカーやブランドに就職するときの面接で必ず聞かれるのが、その会社に募集した志望動機です。
以下をきちんと説明できるようにしておき、その上で、自分の希望や将来のビジョンなどが、募集した会社の方向や企画が一致しているということを伝えるようにしましょう。
- なぜその会社がいいと思ったのか
- なぜその職種につきたいと思ったのか
- 自分の経験やスキルについて
ファッションデザイナーの志望動機の例文×3
ファッションデザイナーへの思いを盛り込んだ志望動機
やがて趣味ですが自分で服を作り始めるようになり、単なる興味だけでなく、自分で服を作ってそれで人を喜ばせたいと思うようになりました。
自分のデザインした服を着ることで、その人を楽しくさせることができる、そのようになりたいと思うようになりました。
自分の考えや思いが衣服という形になること、そしてそれが人の役にたつということに強く興味を持ちました。」
ブランドに惹かれた理由を盛り込んだ志望動機
貴社のデザイナーになりたいと思った理由は、貴社の「○○」というブランドの衣服について自分も長年愛用しております。
貴社のシンプルなデザインながらオリジナリティがある衣服に大変に魅力を感じているためです。
自分もチームの一員となり、多くの人に「○○」というブランドの魅力を伝えられる服を作りたいです。」
ファッションへの思いを盛り込んだ志望動機
なかでも貴社はユニセックスなデザインの服が多く、男女のどちらでも着られるようなデザインの服を多く手掛け、革新的な取り組みをしているところに惹かれています。
性別にとらわれずより自由なファッションを世に送り出している貴社で、ぜひ男女問わず多くの人に愛されるデザインを手掛けたいと思っています。」
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ファッションデザイナーの面接で聞かれること・注意点
ほとんどの会社の面接試験といえば、リクルートスーツを着ていくのが常識ですが、ファッション・アパレル業界に関しては例外です。
その人がどんなファッションセンスを持っているのかも採点対象なので、スーツではなく私服で来てくださいと指定されるところが多いのです。
面接時の服装は、自分のファッションセンスを大いに主張できるものを選びましょう。
ただしあくまでも面接ですので、清潔感があり常識をわきまえた服装をしたほうがよいでしょう。
個性を見せつけようと奇抜すぎる服を選ぶと常識や良識がないという印象を与えてしまうことがあります。
ファッションデザイナーの自己PRのポイント
ファッションデザイナーを目指すからには、憧れているブランドやデザイナーについて勉強しておくことは当然のことです。
面接ではこのような質問を受ける可能性もあるので、自分の好きなブランドやデザイナーについて話せるようにしてきましょう。
採用試験を受ける企業と関連があるものであるとベターで、企業研究の成果を交えながら自己PRにつなげると印象に残りやすいでしょう。
企業としては、自分たちの愛するファッションの未来を一緒に創ってくれる仲間を探しているため、どんなファッションが好きで、どんなデザイナーが好きかということは非常に重要なチェックポイントです。
面接に向かう前にしっかり考えをまとめておきましょう。
ファッションデザイナーの採用試験のポイントのまとめ
ファッションやものづくりへの関心の高さからこの道を志す人も多いでしょう。
面接では「なぜ、その会社(あるいはブランド)がいいのか」を話せるよう準備し、自分の経験やスキルをアピールすることでプラスに評価されるでしょう。
どんなファッションセンスを持っているのかも採点対象なので、スーツではなく私服で来てくださいと指定する企業もありますが、奇抜すぎる服を選ぶと常識や良識がないという印象を与えてしまうことがあります。
面接では、憧れているブランドやデザイナーについて企業研究の成果を交えながら話し、自己PRにつなげると印象に残りやすいでしょう。