データサイエンティストのつらいこと・大変なこと・苦労

データサイエンティストのつらいこと・大変なこと

実際は地味な作業も多い

データサイエンティストは、「21世紀で最もセクシーな職業」ともいわれています。

時には経営層などの上層部と一緒に仕事をする機会もあり、企業のビジネスを大きく左右させる働きかけもできるため、一見は派手で華やかな仕事のようにも思えます。

しかしデータサイエンティストの仕事には、地味で根気のいる作業も多いです。

細かな数字を分析したり、時にはプログラミング作業をしたりと、デスクでひとりコツコツと作業することが多いのもデータサイエンティストという仕事です。

細かな作業が苦手な人、デスクワークが苦手な人、じっとしていることが苦手な人ですと、余計に苦痛を感じることも増えるでしょう。

常に勉強が必要

データサイエンティストは、統計学マーケティング、プログラミングなど、高度な専門知識を駆使してビッグデータを分析していきます。

素人が一目で見ただけでは理解できないような専門用語も非常に多いため、全てを覚えていこうとすると、とてつもない勉強量が必要です。

またこの世界は日々進歩しており、より質の高い成果を挙げるためには、常に新しい技術と知識を追い求めていかなければなりません。帰宅後や休日などに自主的に勉強する必要も出てきます。

したがって、勉強が苦痛に感じる人、自分を高めていく気構えがない人には、少々不向きな職業ともいえます。

すぐに結果はでない

データサイエンティストの仕事はすぐ結果がでるわけではありません。

データ分析をするのに何週間、何カ月の長期間を要すこともあります。

また時間を掛けたからといって確実に仕事が進むわけではなく、時にはよい分析結果が出せず、何度もトライ&エラーを繰り返すこともあります。

このため、上手くいかない時期が続くと精神的にまいってしまう人もいます。

とはいえ最近は、企業側もデータサインティストの仕事を理解し、すぐに結果がでないことを考慮してくれるようなってきているため、以前に比べると仕事はしやすくなっています。

データサイエンティストの悩み

勝手なイメージで誤解されやすい

データサイエンティストはまだまだ認知度の低い職業であるため、データサイエンティストに漠然としたイメージをもち、誤解した扱いをしてくる人もいます。

たとえば、データサイエンティストは直ぐに経営を立て直せてしまう「スーパーマン」のような職業と誤解しており、地味なデータ分析を毎日続ける姿をみて、落胆してしまう人もいるようです。

他にも、データやITに関することであればオールジャンルに対応できる「何でも屋」と誤解され、データサイエンティストとは関係のない仕事を振られることもあったりします。

そのような周囲の勝手で間違ったイメージによって、悩み込んでしまうデータサイエンティストもいるのです。

周りに頼れる人が少ない

データサイエンティストは、営業職や事務職のように大量に採用する職種ではなく、大企業であっても社内に数える程度の人数しかいません。

さらに中小企業で「流行りに乗って採用してみた」といったような会社ですと、自分以外にデータサイエンティストが一人もおらず、データサイエンティストを理解できている人すらいないという状況もありえます。

データサイエンティストはそのように周りに頼れる人が少ない状況に陥りがちな職業です。

特にまだ駆け出しのデータサイエンティストの場合、サポートする人材がいないと、不安感や孤独感に押し潰されやすくなります。

頭を常に使う

データサイエンティストは、頭を常に使う仕事です。

高度な専門知識を用いてさまざまな側面からデータ分析をしますので、時には何時間も頭脳をフル回転させなければならないことあり、頭を使い過ぎてフラフラになることもあります。

またスキルアップするには勉強もしなければならず、帰宅後や休日にも、難しい専門書を読み漁り頭を使うことになります。

したがって、頭を使い考えることが好きな人、慣れている人でないと、やはりつらいことも出てきます。

またより良い仕事をするためにも、適度に気分転換し、脳をリフレッシュさせる健康管理も重要になってきます。

データサイエンティストを辞める理由で多いものは?

データサイエンティストの場合、会社や職場がデータサイエンティストのことを理解していないことによって退職するケースが多めです。

たとえば、次のようなケースです。

・上司がデータサイエンティストを理解しておらず、十分な働きをしているのに評価が不十分
・直ぐに結果がでるものだと捉えており、厳しいスケジュールを立てられる
・何でも屋だと捉えられ、データサイエンティストとは全く関係のない業務を命じられる
など

また、「21世紀で最もセクシーな職業」などの言葉に惑わされ、ブームに乗せられてこの職業に進んでしまった人の場合、イメージと実際の仕事のギャップやスキル不足に悩み、退職に至ることも多いようです。