女性のデータサイエンティストのキャリアパス・結婚後の生活

女性のデータサイエンティストの現状

データサイエンティストとして活躍している女性は男性に比べるとまだまだ少なく、全体の1〜2割程度ともいわれています。

しかし、昨今は女性のデータサイエンティストを積極的に採用しようとする企業も徐々に増えつつあります。

特に、化粧品など女性の購買意欲が高いとされる商材を扱うメーカーでは「女性の感覚や視点」が重視されるため、より女性のデータサイエンティストの需要が高まっているようです。

データサイエンティストは力仕事などのように、男女の性別の差が影響する職業ではなく、さらに女性ならではの着眼点やコミュニケーション力が生きることもあります。

「女性が活躍できる職業」としても注目されてきており、今後は女性のデータサイエンティストが今以上に増える可能性も高いです。

女性のデータサイエンティストの強み・弱み

女性の強み

女性がデータサイエンティストとなると、次のような強みが発揮されることがあります。

・女性ならではの視点や着眼点
・女性ならではのコミュニケーション力、聞き上手な対話力
・女性ならではの表現力
・女性ならではの丁寧な対応
など

データサイエンティストの仕事は、単にデスクに座りデータ分析をするだけではありません。

分析をする上で各部署とコミュニケーションを図り要望を汲み取ったり、経営層やお客さまに対して、課題解決の提案やプレゼンテーションを行うこともあります。

そのような場面では、女性は男性以上に強みを発揮し、より円滑に業務を進められることもあります。

女性の弱み

女性がデータサイエンティストとなると、次のような点が弱みとなってしまうことがあります。

・データサイエンティストは、業務外でも専門書を読んだりセミナーに参加したりと、自主的に勉強をすることが多く、育児・家事・介護のある女性では両立が難しいこともある
・職場によっては残業が発生することもあり、育児・家事・介護のある女性では両立が難しいこともある
・人によっては、「周囲が男性ばかりで苦手」「文系出身であり周囲が理系の男性ばかりで苦手」といった苦手意識が出てしまうことがある
など

女性の場合は、育児や家事との両立が一つの課題となってきます。

とくに子供が小さいうちや、仕事が忙しい時期などですと、育児や家事との両立が困難になることもあります。

キャリアウーマンとして働きながら両立させるには、時に周囲の理解や助けが必要になることもあります。

データサイエンティストの結婚後の働き方・雇用形態

結婚を機に「寿退社」する女性データサイエンティストも一部いますが、夫婦共働きが当たり前となっている今の時代、結婚後もそのまま現役として働く女性がやはり多めです。

結婚をしたからといって扱いが変わる会社は少なく、基本的には結婚後も結婚前と同じ雇用形態・勤務時間・給料で働くことができるでしょう。

また、多くの会社では既婚者向けに、「家族手当」や「扶養手当」などの各種手当を用意しています。

結婚をして一部条件を満たせば、そのような手当も受けられるようになります。

データサイエンティストは子育てしながら働ける?

子育てをしながらデータサイエンティストとして働くことも、もちろん可能ではあります。

データサイエンティストの仕事は、ある程度自分の裁量で日々の業務をコントロールすることもでき、営業職などのように常にお客さまの予定に合わせる仕事でもないため、子育てと両立しやすい面もあります。

ただし、データサイエンティストは職場によっては残業が発生することもあり、常に定時上がりができる職場ばかりではありません。

また、データサイエンティストは常日頃から知識を磨く必要があり、帰宅や休日に自主的に勉強しなければならないこともあります。

そのような状況下で、家庭に小さな子どもを抱えていると、一人では手に負えず苦労をする場面も出てくるでしょう。

時期によって忙しくなることもありますので、あまりに多忙な場合は、夫や両親など周囲の人間に子育ての協力をあおぐか、「託児所」などを算段する必要も出てきます。

データサイエンティストは女性が一生働ける仕事?

データサイエンティストは、若い女性としての身体能力や美貌などが必要となる職業ではありません。

どちらかといえば、これまでに培った分析能力・知識・経験などが武器となる職業です。

したがって、データサイエンティストとして十分に経験を積んでいけば、年齢を重ねても比較的続けやすい職業といえるでしょう。

データサイエンティスト自体がまだまだ新しい職業であるため、今活躍しているデータサイエンティストの年齢層は若い傾向にありますが、この先いずれはシニア世代のデータサイエンティストなども増えてくるかもしれません。

また、フリーランス向けの仕事も増えてきていますので、実力さえ積めば、定年のないフリーランスとして長く活躍していくことも可能でしょう。