ダンサーの働き方の種類・雇用形態
また、フリーランスとして活動している人もいますが、掛け持ちをしながらダンサーの仕事をしている人も少なくありません。
また正社員であっても、ダンススタジオの社員であれば比較的収入面も安定しますが、劇団やダンススタジオなどの組織に所属していた場合は出来高制であることも多く、実力が認められなければ解雇になるケースも少なくありません。
この記事では、ダンサーの働き方の種類・雇用形態について解説します。
ダンサーの雇用形態
ダンサーの雇用形態としては、
- 劇団やダンススタジオなどの組織に所属する方法
- フリーランスとして活動する方法
があります。
そのほかに、アルバイトや仕事を持ち、掛け持ちをしながらダンサーの仕事をしている人も少なくありません。
ダンスの仕事だけで生計を立てていけるのは、限られたわずかな実力者のみなのです。
- 正社員
- アルバイト・パート
- フリーランス
20代で正社員への就職・転職
正社員のダンサー
正社員として働くダンサーはわずか
ダンサーとして正社員で働く人はごくわずかです。
その多くは、
- ダンススタジオの社員
- 劇団の団員
として働いています。
こうしたところに就職できれば、仕事の量や給与面では比較的安定しています。
出来高制が多い
ダンサーとしてプロダクションや芸能事務所に所属する場合は、一般的な就職とは違い、仕事をした分だけギャランティが発生するという出来高制です。
所属したからといってコンスタントに仕事があるとは限らないため、アルバイトや兼業をしながら苦しい生活を送る人も多いようです。
また、仕事を勝ち取るにはオーディションをしなくてはいけなかったり、実力が認められなければ解雇になってしまったりするケースも少なくありません。
アルバイト・パートのダンサー
ダンサーの中には、特定のプロダクションに所属せず、またフリーランスになるのでもなく、アルバイトとしてクラブやバーなどで働きショーやイベントに出演する人もいます。
ダンサーの募集が多いのはショークラブやバーですが、ショーイベントを行うレストランなどで働く人もいます。
これらの場所で踊られるのはストリート系ダンスが多いですが、お店の雰囲気や客層によっては自分のもち味や特技を生かして活躍することもできるようです。
ダンスは人に見てもらいながら多くの経験を積んでこそ上達するため、まずはアルバイトで実力を磨き、そこからさらなるステップアップを目指す人も多くいます。
他にも、
- ダンススクール
- ダンススタジオのインストラクター
- アシスタント
- テーマパークのショーダンサー
の中にも、アルバイトとして働いている人がいます。
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アルバイトのダンサーの生活
ショークラブやバー、レストランなどで働く場合
ショークラブやバー、レストランなどで働く場合は、夕方から深夜にかけて勤務することが多くなります。
日中は
- 自分でダンスレッスンを行う
- ダンス講師の仕事をする
- 仕事に備えて身体を休ませる
などして過ごします。
ダンススクールやダンススタジオ、テーマパークなどで働く場合
ダンススクールやダンススタジオ、テーマパークなどで働く場合は、日中の仕事が中心となります。
アルバイトの場合の給料は、時給1,000円から1,500円程度が相場で、能力や経験によって高いギャランティをもらうこともできます。
アルバイトといえども、
- プロ意識を持って観客を楽しませること
- イベントを盛り上げる気持ち
が求められます。
フリーランスのダンサー
ダンサーにはフリーランスとして働く人が多くいます。
おもな仕事としては、
- アーティストなどのバックダンサー
- ダンスの振付
- ダンススタジオなどのインストラクター
- テレビやCMなどのメディア出演
- 舞台やショー
などのイベント出演などがあります。
こうした仕事を得るためには、オーディションはもちろんのこと、仲間やイベンターとのコネクションやSNSなどでの情報交換も重要です。
仕事がなければ収入を得ることはできませんが、実力をつければ組織に所属するよりも幅広い活躍をできます。
「ダンサーの働き方の種類・雇用形態」のまとめ
ダンサーの働き方の種類としては、正社員・アルバイト・パート、フリーランスなどがあります。
ダンサーの雇用形態としては、劇団やダンススタジオなどの組織に所属する方法やフリーランスとして活動する方法があります。
仕事を得るためには、オーディションはもちろんのこと、仲間やイベンターとのコネクションやSNSなどでの情報交換も重要です。