困っている人や苦しんでいる人を助ける職業・仕事の種類(25選)
困っている人を助ける仕事は、相手から感謝の言葉を直接かけられる機会も多く、仕事をする上で喜びを感じやすいなどの魅力があります。
ここでは困っている人を助けることができる仕事や、社会全体のために活躍できる仕事の種類を紹介します。
病気やケガを抱える人、介護が必要な人を助ける職業・仕事
病気やケガで苦しんでいる人を助ける職業・仕事は多くあります。
たとえば「医師」は、医学の専門知識を持ち、病気やケガの診察・治療や、病気の原因を解明する研究を行います。
そんな医師をサポートするのが「看護師」です。
看護師は、血圧・体温・脈などの測定や注射・点滴・採血などの治療の補助をはじめ、入院患者さんのお世話など多岐にわたる業務を担当し、医療現場を支えています。
また、救急車に同乗し、傷病者を病院まで搬送する間に救急救命の処置を行うのが「救急救命士」です。
救急救命士は必要な場合に限り医師の指示の下で医療行為を行うことが許可されており、1秒を争う事態において、一人でも多くの命を救うために働きます。
介護分野で活躍する専門職もたくさんあります。
たとえば「社会福祉士」は、病気や障害、生活状況などさまざまな理由によって日常生活を送ることが困難になった人の相談を受け、安定した生活ができるようにサポートします。
「介護福祉士」は、高齢者や身体、精神に障害のある人の日常生活を支える介護のプロフェッショナルで、介護サービスの利用者への介護と、その家族などへの指導や助言にも携わります。
このほか、精神上の障害がある人たちやその家族の人から相談を受け、よりよい生活を送ることができるようにサポートする「精神保健福祉士」という職業もあります。
高齢化社会を支えるリハビリ系の専門職も複数存在します。
「理学療法士」は、身体が不自由な人にリハビリを行い、歩く・座るといった基本的な身体機能の回復を図り、「作業療法士」は、医師の指示の下でリハビリテーションを行い、日常生活に必要な能力を高める訓練や指導を担当します。
「言語聴覚士」は、話すことや聞くことが不自由な人に対し、それらの能力を回復させるためのリハビリに携わります。
医師
医師は、医学の専門知識を持って、病気やケガの診察・治療や、病気の原因を解明する研究を行う職業です。
患者の診察や治療にあたる臨床医は、大学病院や街の病院、クリニックなどで外科や内科などの各分野に分かれて診察をしたり、投薬のための処方箋を書いたり、手術をしたりします。
患者さんの苦しみや悩みに寄り添いながら、他の医療スタッフと協力して病気・ケガをよくするために最善を尽くします。
また、まだ原因や治療法が確立されていない病気を解明するため、大学病院などで研究活動を続ける医師もいます。
看護師
看護師は、病院などの医療現場において、医師が患者の診察・治療を行う際の補助や、入院患者の身の回りのお世話などをする職業です。
直接的に患者本人を助けるだけでなく、患者の家族や介助者などのメンタル面のフォローをすることもあります。
近年は医療の専門分化に伴い、看護師の仕事内容もも専門化してきており、適切な医療を実現するうえで、医師をサポートする看護師の力は欠かせません。
医師や薬剤師、栄養士などがチームを組んで治療を行う「チーム医療」においても、看護師に求められる役割はますます大きなものになっています。
救急救命士
救急救命士は、救急車に同乗し、傷病者を病院まで搬送する間に救急救命の処置を行う職業です。
出動指令を受けると即座に準備を整え、少しでも早く現場へ向かい、1分1秒を争う現場のなか、一人でも多くの人の命を救うために活躍します。
救急救命士には、必要な場合に限り医師の具体的指示と家族への説明・同意の下、医師にのみ許された「特定行為」と呼ばれる医療行為を行うことが許可されています。
よく医療職と混同されがちですが、救急救命士になるには基本的には各地の消防本部に消防官として採用されることが条件となっています。
社会福祉士
社会福祉士は、介護を必要とする人や、その家族の相談役としてさまざまなサポートをする職業です。
勤務先によってはソーシャルワーカーや生活相談員とも呼ばれますが、基本的には社会福祉士の国家資格を取得した人のみが社会福祉士と呼ばれます。
福祉施設などに勤務し、必要に応じて他の介護系・医療系の専門スタッフとも連携しながら、相談者それぞれの事情に合った福祉サービスを提供していきます。
社会福祉士は国家資格であるため、福祉業界の中でも特別に専門知識を有する人材として頼られることが多く、需要が大きな仕事です。
介護福祉士
介護福祉士は、日常生活が困難な高齢者や身体・精神に障害のある人などに対して、食事や入浴、排泄などの身体介護を行う職業です。
介護するだけでなく、周囲で介護をする家族などの人に対して、どのように介護をしていけばよいかという相談に乗ったり、アドバイスをしたりする役割も担っています。
また、介護を受ける利用者はどうしても社会的に孤立しがちなため、家族や近隣の人たちとのよい対人関係が築けるようにサポートしていきます。
利用者とより良いコミュニケーションを築き、信頼関係を構築していくことによって、性格やこだわり・好みなどを踏まえたケアを行います。
精神保健福祉士
精神保健福祉士は、精神上の障害がある人たちやその家族の人たちの相談を受け、よりよい生活を送ることができるように援助する職業です。
具体的には、日常生活訓練をする施設を紹介したり、就職に対するアドバイスを行ったりして、うまく社会生活を送れるようにサポートをしていきます。
「精神科ソーシャルワーカー(Psychiatric Social Worker」の頭文字を取って、「PSW」と呼ばれることもあります。
同じソーシャルワーカーの国家資格として、社会福祉士がありますが、社会福祉士が福祉全分野を扱うのに対して、精神保健福祉士は、精神障害者に特化して援助を行います。
理学療法士
理学療法士(PT)は、病気や事故、手術後などで体をうまく動かせない人や、身体機能が衰えた高齢者などに対し、リハビリテーションを行い、運動機能の回復を援助する職業です。
理学療法士は、立つ・歩く・座る・横になる、などの基本的な運動機能の回復を目指し、ときには温熱や電気などの物理的手段も用いて、機能回復をはかります。
また、各患者のカルテを詳細に記述して情報の蓄積を図ったり、それぞれの患者に合わせたリハビリ計画を作成することも大事な仕事です。
患者が高齢である場合など、完全に運動機能を取り戻すことが難しいケースもありますが、ときには補装具などを使用して、できる限り患者が不自由なく生活を送れるよう努力します。
言語聴覚士
言語聴覚士は、生まれつきの障害や脳卒中・脳梗塞などにより、話すことや聴くことに不自由がある人に対して、言語能力や聴覚能力を回復させるリハビリテーションを行う職業です。
英語では、言語聴覚士を「Speech-Language-Hearing Therapist」といい、略して「ST」とも呼ばれています。
具体的なリハビリ内容は、言葉を引き出す訓練や呼吸や発音の練習、唇や舌・口の体操などがあります。
言語という名前がついていますが、言葉に関することだけではなく、食べることや飲み込むことが難しいという問題についても扱います。
進路や人生の相談にのり、アドバイスをする仕事
人が生きていくうえでは、さまざまな悩みや困難に直面することもあります。
そんなときに困っている人の相談にのったり、アドバイスをしたりする仕事を紹介します。
「教師」は、小・中学校や高校などに勤務し、生徒に学習の指導をしながら進路指導や生活指導を行う職業です。
ただ単に勉強を教えるだけではなく、生徒一人ひとりの個性を尊重しつつ、進路や人間関係などの悩みも聞きながら、心のケアやサポートを行っていきます。
「キャリアカウンセラー」は、就職・転職をはじめとする「人の生き方」に関する相談を受け、適切なアドバイスをする職業です。
カウンセリングを中心に行い、相談者が自分自身ときちんと向き合って自らの価値や希望を見出し、自己実現できるよう支援します。
同じような心理職として、国家資格の「公認心理師」もあります。
「公認心理師」は、心の問題を抱える人に対して相談や助言、指導その他の援助などを行う役割が求められています。
このほか、法律の専門家である「弁護士」も、日常生活などで起こりうる、さまざまなトラブルの相談業務などに携わる点にとおいて、困っている人を助ける要素が強い職業といえるでしょう。
教師
教師は、小・中学校や高校などに勤務し、生徒に学習の指導をしながら進路指導や生活指導を行う職業です。
ただ単に勉強を教えるだけではなく、生徒一人ひとりの個性を尊重しつつ、生徒が輝かしい人生を歩んでいけるように多方面からサポートします。
日常業務では部活動の指導や学校運営に関わる業務なども担当し、ときには進路や人間関係などの悩みに関するカウンセリングも行いながら、生徒の心のケアを行っていきます。
教師の接し方は、子どもたちのその後の人格形成にも大きな影響を与えるため、子どもたちの個性を伸ばし、人間性豊かに育つように指導をすることが求められます。
キャリアコンサルタント
キャリアカウンセラーは、「人の生き方」に関するカウンセリングを行い、自己実現をサポートする職業です。
クライアントの相談内容は就職・転職などが多いですが、それ以外にも勉強や趣味、ボランティア活動など、人の生き方そのものに関して助言やアドバイスをすることもあります。
キャリアカウンセリングでは、心理カウンセリングのような相手の悩みを解消するのではなく、具体的な問題の解決策を見つけるところまで導くことが特徴です。
相談者に寄り添いつつも、仕事への理解と意識向上を促し、よりよい形で相談者が理想のキャリアを実現できるように手助けしていきます。
公認心理師
公認心理師は、心理学に関する専門的知識や技術をもって、心の問題を抱える人に対して相談や助言、指導その他の援助などを行う心理系専門職です。
心理職のなかで唯一の国家資格であり、心理学の専門家としての立場から、カウンセリングを中心に行って人のさまざまな悩みや心の問題にアプローチします。
公認心理師は、「5領域」といわれる医療・教育・産業・福祉・司法の各領域にまたがって、心理学の専門知識や技術を生かしながら働きます。
医療現場にでは医師の指示の下に業務を遂行し、福祉や教育などの現場では、各職場の専門家たちと連携・協力をしながら業務を進めていきます。
弁護士
弁護士は、法律の専門家として、日常生活等で起こりうるさまざまなトラブルの相談業務や法的手続きを行う職業です。
弁護士が扱う案件は、人や企業同士が争う「民事事件」 と、検察の起訴により国が犯罪を犯した者に対して罪を問う「刑事裁判」に分かれます。
とくに相談数の多い民事事件では、依頼人の話を聞くところからスタートし、問題に対するアドバイスや相手方との話し合い、裁判に必要な書類作成など、案件によってさまざまな業務を担います。
法律の専門家として、さまざまなトラブルに対しての予防方法やアドバイス、法的手続きを行い、問題解決にむけてサポートしていきます。
20代で正社員への就職・転職
社会の問題に立ち向かったり、世の中の安心・安全を守る仕事
ここからは、社会の問題を見つけて解決のために活躍したり、社会全体の安心・安全を守るために働く職業・仕事を紹介します。
社会に関するあらゆる問題を、事業を通じて解決することを目指すのが「社会起業家」です。
社会起業家が手掛ける事業の分野は医療問題、国際問題、環境問題、教育問題、介護問題など多岐にわたり、その活動では一般的なビジネスの起業家とは異なり、利益よりも社会にどれだけの影響を与えたかが重要視されます。
次に、公務員として公共性の高い仕事に従事しながら世の中のために活躍する職業を挙げていきます。
「警察官」は、国・都道府県の警察組織に所属し、事件や事故の捜査や取り締まりを行って社会の治安を保ちます。
警察官と同じく公務員として活躍する保安系の仕事が「消防士」です。
消防士は、地方自治体の消防本部や消防署に所属し、火災の消火活動や救急活動によって人々の安全を守ります。
「自衛隊」は、日本の平和と安全を守り、外部からの侵略に対して防衛する任務を持って活動をする組織のことをいいます。
「陸上自衛隊」「海上自衛隊」「航空自衛隊」の3つの組織に分かれており、いずれかの組織に属する人を自衛官と呼びます。
「地方公務員(心理職)」は、地方自治体における「心理職」として採用され、心理学に関わる職場に配属された人のことを指します。
主に公立の病院や児童相談所、発達障害者支援センター、児童自立支援施設、精神保健福祉センターなどで心理検査やカウンセリングを行います。
「法務教官」は、非行を犯した少年を社会復帰へとサポートする国家公務員です。
少年の心の安定を図りながら、社会復帰への専門教育を行ったり、資質調査を行ったりしていきます。
また、世の中をより良くすることを目指す各種団体で働く人もいます。
NPO(非営利組織)に所属して働く「NPO職員」は、各団体の理念にもとづいて、まちづくり、社会教育、観光振興、国際協力、子育て支援など多岐にわたる活動を行っています。
一方、NGO(非政府組織)に所属する「NGO職員」は、政府や国際機関とは異なる民間の立場で、世界的な問題(貧困問題や地球環境問題、人権問題、教育問題など)に取り組みます。
「青年海外協力隊」は、国際協力機構(JICA)ボランティアプログラムのひとつで、途上国などに派遣され、2年間の任期でボランティアとして勤務します。
社会起業家
社会起業家とは、社会に関するさまざまな問題に対し、自ら事業を立ち上げて解決を目指す人のことです。
社会に変革をもたらすことができることから「チェンジメーカー」とも呼ばれています。
一般的なビジネスの起業家は、基本的にはその事業を通して利益を上げることを目的としますが、社会起業家は事業成功による社会貢献と問題解決を最大の目標としています。
環境問題、医療問題、教育問題など、社会起業家が手掛けるべき課題は無数にあり、大きく難しい問題に対しても積極的に立ち向かっていくのが社会起業家の特徴です。
警察官
警察官は、国や都道府県の警察組織に所属し、事件や事故の捜査や取り締まりを行って社会の治安を保つ公務員です。
警察組織は、国の行政機関である「警察庁」と、各都道府県が管理する「都道府県警察」に大きく分けられます。
私たちの暮らしに身近な存在となるのは都道府県警察で、多くの警察官がそこに所属し、地方公務員として活躍しています。
都道府県警察では、各地域で発生した犯罪を捜査したり、安全な暮らしのためのパトロールやストーカー対策など、さまざまな業務を担当しています。
消防士
消防士は、火災の消火活動や救急活動によって、人々の安全を守る職業です。
地方自治体の消防本部や消防署に所属し、公務員として働きます。
消防士の任務は大きく「消火」「救命」「救急」「防災」「予防」の5つに分けられ、このうち最も活動頻度が高いのは救急活動です。
救急活動では、事故などが発生した際に「救急救命士」と共に救急車に乗り、けが人や急病人に対する応急手当と、医療機関への搬送を行うことが役割です。
また、山や河川などでの事故や交通事故などの現場において、災害に巻き込まれた人々の救助をすることもあります。
このほか、火災を起こさないための啓蒙活動や、建物や設備の耐火性・安全性を確認する検査業務なども担っています。
自衛隊
自衛隊は、日本の平和と安全を守り、外部からの侵略に対して防衛することを目的に作られた組織です。
組織としては「陸上自衛隊」「海上自衛隊」「航空自衛隊」の3つに分かれており、いずれかの組織に属する人は「自衛官」と呼ばれ、日頃から厳しい訓練を積んで有事に備えます。
また、要人を警護したり、不審船を確保したり、地震や洪水などの災害発生時には、警察や消防と連携をとって救助活動にあたったりするなど、活動内容は多岐にわたります。
さらには国連の平和維持活動(PKO)に協力するため海外派遣されることもあり、社会全体のための活動をしていきます。
地方公務員
公務員のなかには、地方自治体における「心理職」として採用され、心理学に関わる職場に配属される人もいます。
心理職の主な業務内容は、公立の病院や児童相談所、発達障害者支援センター、児童自立支援施設、精神保健福祉センターなどで心理検査やカウンセリングを行うことです。
子どもから高齢者まで、さまざまな市民と触れ合いながら、対象者がよりよい生活を送れるようにサポートします。
なお、各自治体では必ずしも「心理職」の区分で募集が出されるとは限らず、「一般行政職」として採用され、その中から適性によって心理系の知識が求められる職場へ配属される場合もあります。
法務教官
法務教官は、非行を犯した少年が更生するよう教育や訓練、助言を行う国家公務員です。
全国各地にある少年院・少年鑑別所のいずれかで働き、少年が収容する寮単位で担当を受け持ち、24時間体制で交代しながら寮生活の保安にあたります。
近年は犯罪者の低年齢化が進み、内容や手口も多様化しつつあるため、さまざまなケースに対応できる多様な経験とスキルが求められるようになっています。
一方、少年をしっかり更生させることができれば、犯罪の芽を摘み、犯罪被害者を減らすことにもつながるため、治安維持のための大きな社会的役割を担っているといえます。
NPO職員
NPO職員は、NPO(非営利組織)に所属し、社会課題を解決するための活動をする人のことです。
NPOは、日本語では「非営利組織」と訳され、一般企業のように営利を追求せずに、社会貢献活動や慈善活動といった社会課題解決のための活動を中心に行う団体を意味します。
具体的には、まちづくり、社会教育、観光振興、災害救援、地域安全、国際協力、子どもの育成など、多岐にわたる活動に携わる職員が活躍しています。
ボランティアのように無給に近い状態で活動している人もいれば、正規雇用で給料をもらいながら職業として働いている人もいます。
NGO職員
NGO職員は、政府とは異なる立場で国際協力や世界的な問題解決のための活動をする人のことです。
NGOは、「非政府組織」に所属する人のことをいい、各NGO団体の理念にしたがい、貧困問題や地球環境問題、人権問題、教育問題などに関わっていきます。
所属先のNGOによって職員の活動内容は異なりますが、貧しい地域の開発や教育、農業指導などに携わったり、森林保護や環境保全、女性や子ども、難民などの人権擁護的に関わったりしています。
途上国の貧困問題や地球環境問題、人権問題など、世界各地にまたがる活動をすることが多いのが特徴です。
青年海外協力隊
青年海外協力隊とは、国際協力機構(JICA)ボランティアプログラムのひとつで、世界の途上国に派遣され、ボランティアとして現地の公共事業や社会福祉などの支援活動に従事する人たちのことです。
長期は原則2年任期、短期は1年未満の人気で発展途上国に派遣され、ボランティアとして従事し、地域社会に貢献します。
青年海外協力隊の大きな役割は、日本の持つ高度な技術を人的リソースから途上国に伝えることです。
政府機関や大企業が行う大きな支援とは異なり、地域に根差した草の根の支援を行っていきます。
お金のプロフェッショナルとして人を助ける仕事
豊かで安心な暮らしのため、あるいは老後に備えるためなどの目的で、さまざまな金融商品や資産を持つことを考える人がいます。
このような金融関連の知識を持ち、お客さまの相談にのったりアドバイスをしたりする職業・仕事を紹介します。
「ファイナンシャルプランナー(FP)」は、個人や中小企業の相談に応じて、資産に関する情報を分析し、ライフイベントに沿って資金計画を立て、資産設計のアドバイスを行う仕事です。
保険加入やマイホーム購入、相続など、人生のイベントにはお金の問題がつきものであり、ファイナンシャルプランナーはお金の専門家として、お客さまが理想の人生を送れるよう適切な助言や提案を行います。
「保険外交員」は、一般家庭で生活をする人や企業で働く人に対して、保険商品の提案をする仕事です。
お客さま一人ひとりのライフスタイルやニーズをよく把握したうえで、その人にとって最適な保険商品のコンサルティングを行い、販売します。
営業としての役割に加え、お客さまの人生を支えるパートナーとしての役割も期待されます。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人や中小企業のお客さまの相談に応じ、資産に関する情報分析をし、ライフイベントに沿った資金計画を立てる職業です。
ファイナンシャルプランナーは、年金や金融資産運用、保険、税、不動産、相続・事業承継等といった観点を総合的に検討しながら、お客さまの資産設計を行います。
お客さまがお金の面で困ることなく、リスクを軽減しながら、目標を達成し、安定した生涯を送れるよう手助けするのがファイナンシャルプランナーの役割です。
また、お金に関する困りごとがあった際に専門家を紹介したり、お客さまに金融機関をアドバイスしたりといった窓口的な存在でもあります。
その他の仕事
ここまで紹介してきた以外にも、困っている人を助ける職業・仕事はあります。
たとえば「カスタマーサポート」は、メーカーやIT企業、保険会社などさまざまな企業において、電話やメール、チャットなどを用いて、顧客からの問い合わせに対応する職種です。
問い合わせ内容は商品やサービスの使用方法から、クレームや苦情、また会社そのものに対する意見・提案などもあります。
企業の窓口であると同時に、企業の顔としての活躍も求められる大事な役割を担います。
この記事のまとめ
この記事でご紹介したように、困っている人を助けることができる仕事の種類はとても多く、ジャンルも多岐にわたっています。
人を助けたりサポートしたりすることで「ありがとう」の声をもらい、笑顔になってもらえれば、いろいろな苦労が吹き飛ぶほど大きなやりがいを実感できることでしょう。
職業・仕事によって活躍できる業界や職場の種類などは異なります。自分がどんな場所で、どのように働きたいのかをよく考えて、将来の目標を決めていってください。
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