美容師の仕事を続けるために必要なこと
初心に帰る
美容師が仕事を続けるにあたって大切なことは「つねに初心に返る」ということです。
学生のときや、アシスタントになりたてのときは、志高く仕事に励むことでしょう。しかし、時間が経つにつれ、その気持ちは希薄になっていくのも事実です。
若いころは誰しも夢物語のような理想を追いかけるものです。
多くの先輩や、周りの人たちから批判を受けることもあるかもしれませんが、理想を追いかけて何か問題があるのでしょうか。
自分で「こうなりたい」という夢を持ち、それに向かって一直線に突き進む情熱をずっと忘れないでいたいものです。
20代で正社員への就職・転職
目標に向けて努力を続ける
「世界で活躍するスタイリストになりたい」「学生時代の仲間で一緒に美容室を作りたい」「テレビで大活躍するようなマルチな美容タレントになりたい」
このような目標を掲げ、実際に上記のようなステージで活躍する美容師がいます。
全員が自分の目標を達成するのは難しいことですが、少なくともそのようなステージで仕事をしている人は、ある日、突然それを実現させたわけではありません。
努力が報われるかどうかはわからないですが、目標を達成するために努力が欠かせないのは確かです。
自分で仕事の意義を見出す
美容師の仕事に限らず、どのような仕事でも目標や充実感を自分で見出せないと、ただのつらい作業になってしまいます。
大切なことは、「自分で」それらを見出すということです。
仕事が作業的になってしまうのは、多くの場合、他人の意思に自分が合わせるだけになっていたり、仕事を何のためにやっているのか自分の頭で納得できていないからでしょう。
ですから、もし美容を続けていく生活のなかで気持ちが迷ったりモチベーションが保てないようになったら、「なぜ、自分は美容師になりたいと思ったのか」といった初心を思い出すようにして下さい。
きっとその瞬間から、何らかのアクションを起こしたくなるはずです。
20代で正社員への就職・転職
美容に対する思いを忘れない
現在の職場に不満があるのなら、職場を変えたり、辞めたりすることも視野に入れて構わないですが、決して美容そのものを嫌いにならないことが大切です。
そうしないと美容の世界がトラウマになり、美容師という職業にネガティブなイメージしか持てなくなってしまうことがあるからです。
つらいことがあったときには、冷静に考えて、どうすれば状況を改善できるのか落ち着いて答えを出したいものです。