ビオトープ管理士の1日のスケジュール・生活スタイル

ビオトープ管理士の業務スケジュール

ビオトープ管理士は、土木、造園、建設など、自然と密接に関わるさまざまな業種で活躍することができるため、1日のスケジュールは勤務先によって異なります。

実際には「ビオトープ管理士」という職名で働く人はあまり多くなく、技術者など、他の業務に携わりながらビオトープに関する専門的な知識や能力を生かしていくことも多いです。

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造園会社で働くビオトープ管理士のある1日

8:30 出社
作業着に着替え、1日の流れを確認します。
8:50 朝礼
部署全体で朝の挨拶と、連絡事項を共有します。
9:00 ミーティング
官公庁のお客さまから依頼を受けた緑地管理の新規プロジェクトの進め方について、チームメンバーでミーティングを行います。

植栽や周辺の生物など、ビオトープ管理士としての専門的な意見を提案します。

10:30 現場へ
幼稚園の園庭のビオトープ造成の案件を担当します。

車で現場へ移動し、計画書に基づいて作業を進めます。

13:00 昼休憩
15:00 帰社
作業が終わったところで社内に戻り、会議で使用した資料を整理します。
16:00 研修
社内におけるビオトープ管理士の資格取得を推進する取り組みの下、研修を開催します。

有資格者の社員の中から代表して、ビオトープの概念などをまとめたオリジナルテキストを使用し、講師を務めます。

17:30 日報作成
当日の業務内容について日報にまとめます。

後日、見直した際に改善点や問題点がすぐに把握できるよう、できるだけ簡潔でありながらわかりやすく記載することを心がけます。

18:00 退社
資料作成などのデスクワークが溜まっている日は、残業時間が増えることもあります。

ビオトープ管理士の勤務時間

ビオトープ管理士の勤務時間は、どのような企業や団体等で働くのかによっても変わってきます。

たいていの人は、9:00~18:00など朝から夕方頃までを勤務時間として定める企業等で働いており、他の職種で日勤として働く会社員とさほど変わりはないでしょう。

ただし、ビオトープ管理士の資格を持つ人は、土木、造園、建設、不動産などさまざまな業種で活躍しており、勤務先によってだいぶ違いが出ているようです。

なお、ビオトープ管理士は民間企業ではなく公務員として役所などで働く人もいますが、その場合も含めて日勤になることがほとんどです。

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ビオトープ管理士の休日

ビオトープ管理士の休日は、民間企業や公務員として働く場合、土日祝日を休みとする完全週休2日制がほとんどです。

ただし、携わっていく仕事の内容によっては土日に出勤となり、平日に固定または不規則での休みとなることも少なくありません。

また、ビオトープ管理士のなかには環境保全や自然に関わるNPO団体に所属し、観光客や子どもたちなどに対して、自然の楽しみ方や自然との関わり方を教えるような活動をすることもあります。

そうした場合は、世間の大半が休み日の土日や長期休暇のほうが忙しくなることもあります。

ビオトープ管理士の残業

ビオトープ管理士の残業時間については、勤務先によって違いがあるため、一概には言えません。

この仕事は、環境調査や都市計画・地域計画、造園などの領域で、さまざまな業務を担当しながらビオトープ管理士としての専門性も生かして働くことがメインとなります。

そのため、関わっていく業務によっても忙しさはだいぶ変わってくるようです。

なかには個人で環境コンサルタントとして働いたり、自然保全に関わる会社を起業したりする人もおり、人によって残業の時間は異なるといえるでしょう。