弁護士の勤務時間・休日・仕事は激務?

弁護士の勤務時間

法律事務所などに勤める弁護士の勤務時間は、個人の裁量に委ねられている部分が大きく、始業時間・就業時間ともに、会社員や公務員ほど厳格ではありません。

朝に出勤し、夜に帰宅するというスタイルは共通していますが、その日のスケジュールや抱えている仕事量などによって勤務時間はばらばらです。

また、独立開業して個人で仕事を請け負っている場合は、さらに弾力的な勤務体系となり、育児や介護を優先したり、自身の健康や体調を考慮したりして、短時間だけ働いている弁護士もいます。

ただし、弁護士の仕事は、ひとつの案件だけでも、依頼者との面談や事実関係の調査、相手方との交渉、裁判で提出する資料の作成など多岐にわたるうえ、一人で複数の案件を抱えるケースが一般的です。

さらに、裁判所や関係各所への移動時間も必要になるため、どうしても労働時間・拘束時間は長くなりやすく、朝から晩まで仕事に追われる弁護士が多いようです。

弁護士の休日

弁護士は基本的に裁判所のスケジュールに合わせて働きますので、裁判が開かれない土日を休日としている事務所が多数を占めます。

ただし、一般の個人を相手にする場合など、対象顧客によっては土日のほうが都合がよいというケースもありますので、土日でも営業して法律相談などを受け付けている事務所も珍しくありません。

お盆や年末年始、ゴールデンウイークなどの長期休暇についても、一般企業より休みが短い事務所が多いようです。

また、たとえ事務所が休みであっても、自分の仕事が終わっていなければ、自主的に事務所に出勤して、作業しなければならないときもあります。

弁護士の残業時間

日弁連の統計によれば、弁護士の労働時間は1週間に50時間~60時間、1日平均にして10時間~12時間ほど働いている人が最も多いとされています。

独立開業している人も多数いますので、残業という意識ではないかもしれませんが、一般的なサラリーマンの規定労働時間を大幅に超過していることは間違いないでしょう。

弁護士は、仕事に大きなやりがいと社会的意義がある一方で、ワークライフバランスという点では、決して恵まれているほうとはいえないかもしれません。

もちろん、仕事量をセーブすることで残業時間を減らすこともできるかもしれませんが、そのぶん収入は目減りすることになります。

弁護士は忙しい? 激務?

弁護士は職業的に個人事業主の側面が強く、労働スタイルは個人の意思である程度自由に決められるものの、忙しく働いている弁護士が大多数を占めるのが実情です。

とくに企業法務を取り扱う大手事務所では、ひとつの案件の規模が大きくなる関係上、国内外での交渉や弁護士チームの打ち合わせなどが増え、激務になりやすいようです。

そのぶん高収入が期待できますが、早朝から深夜まで時間帯に関係なく働いた結果、オーバーワークとなって体をこわしてしまうケースも散見されます。

弁護士の休日の過ごし方

弁護士は、いうなればトラブルを解決することが仕事であり、他人の問題を抱え込むという業務から被るストレスは甚大です。

このため、たとえ仕事が多忙であっても、どうにかスポーツや趣味に充てられる休みの時間を捻出して、ストレス発散に努めるケースが多いようです。

ただ、業務の性質上、過去の判例を収集したり、弁護方針をどう組み立てるか考えたりと、仕事に時間をかけようと思えばいくらでもかけられます。

まじめで仕事熱心な弁護士であればあるほど、休日でも仕事のことが頭から離れず、ついつい作業してしまって、休日であってもなかなかゆっくりと休めないかもしれません。

弁護士の1日・生活スタイル