アパレル店員の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
おしゃれが好きな人の中には、アパレル店員に興味のある人も多いのではないでしょうか。
アパレル店員になれば、最新トレンドの洋服やアクセサリーに囲まれて働くことができます。しかし、誰でも採用されるわけではありません。
今回は、アパレル店員の面接で採用を勝ち取るためのポイントについて解説します。
アパレル店員を目指すきっかけで多いものは?
アパレル店員を目指す人の多くは「おしゃれが好き」「洋服が好き」という共通の思いを持っています。
流行のファッションに囲まれ、おしゃれのセンスを磨けることに魅力を感じ、アルバイトからスタートする人も多いです。
ただし、アパレル店員を志望する以上、「おしゃれが好き」「洋服が好き」というだけでは志望動機として足りません。
アパレル店員を目指す際の志望動機
アパレル店員を目指す人は、洋服が好きな人ばかりです。
そのため志望動機を「洋服が好きだから」だけで済ませてしまうと、みんな同じで、インパクトが弱いものとなってしまいます。
アパレル店員の仕事は、お客さまに対するサービスの要素が強く、商品管理や売り場のレイアウトなど、裏方としての業務も多くあります。
アパレル店員の幅広い業務内容を理解したうえで、「洋服が好き」からさらに一歩踏み込んだ内容を考えることが大切です。
アパレル店員の志望動機の例文3パターン
自分自身の体験をもとにした志望動機
正直私には高い買い物でしたが、このスーツを着て発表をすると考えると気持ちが切り替わり、無事研究発表を終えることができました。
あの日の自分に元気を与えてくれたように、多くの人に貴社の商品を届けたいと思い志望しました。
志望企業に魅力を感じている場合の志望動機
私は昔から肌荒れがひどく、化学繊維の服では肌荒れが悪化してしまうことがありましたが、貴社の商品は安心して着用することができました。
同じ思いをしている人に対し、同じ目線でアドバイスをし、より貴社の魅力を伝えられるようなアパレル店員を目指して頑張ります。
実際に店舗を利用した経験を盛り込んだ志望動機
その後も予定があったため、式場近くの○○店に駆け込み、新しいドレスを購入しようとしました。
その際、他店で購入したものにも関わらず、スタッフの方が総出で汚れを落としてくださり、小物に合うドレスをすぐにセレクトしてくれるだけでなく着替え場所まで提供してくださって本当に助かりました。
私もそのスタッフさんたちのように、貴店でお客さまに信頼され愛されるスタッフとして働きたいです。
アパレル店員の面接で聞かれること・注意点
面接に臨む際には「なぜ、その会社(ブランド)を志望するのか?」ということを明確にしておくとよいでしょう。
採用試験では「なぜ、世の中にたくさんあるアパレル店の中でここがいいのか?」という質問は必ず聞かれるはずです。
実際には、洋服が好きで、どのお店でもいいから働きたいと考える人もいるかもしれません。
しかし、ブランドによって扱う洋服のコンセプトやテイスト、ターゲット層などは異なるため、それらの情報をきちんと調べたうえで、志望動機の一部としてまとめるとプラスの印象を与えられます。
アパレル店員の自己PRのポイント
面接では、将来に対するイメージがしっかりと湧いている人は採用されやすいでしょう。
漠然とでもいいので、「どんな店員になりたいのか?」自分が目指す姿を考えておくことが大事です。
もし憧れの店員さんがいれば、その人の働きぶりを見て考えてみるのもよいでしょう。
アパレル店員は立ちっぱなしの仕事ですし、ときにクレームを受けることもあり、ただ楽しいだけの仕事ではありません。
仕事に対する熱意や真剣さをアピールするためにも、面接官に自分の将来像やアパレル店員に対する想いを伝えることが大切です。
志望先のことをよく調べ、ここで働きたい、この会社に貢献したいという考えを自分の言葉にすることができれば、他の人とは違うオリジナリティある自己PRができることでしょう。
アパレル店員の履歴書で気をつけるべきことは?
アパレル店員を目指す場合、アパレル店員として自分はどのように貢献できるのかを記載することが大切です。
たとえアパレル業界で働いたことがなくても、コミュニケーション能力やファッション知識など、いままでの経験からアパレル店員の仕事に通じる自分のスキルや特技は何かしらあるはずです。
よりアピールしたい場合には、自分なりのエピソードや、具体的な経験を交えるとさらに相手に伝わりやすいでしょう。
「アパレル店員の面接」のまとめ
アパレル店員を目指す人の多くは、洋服好きという共通点があります。誰もが面接や履歴書で「洋服が好き」とアピールしても、面接官の判断基準にはつながりません。
アパレル店員を目指す動機や将来の姿、なぜそのブランドを選んだのかなど、面接官に印象付けるあなただけの自己アピールを心がけましょう。