自動車整備士の現状と将来性

技術は変化しても需要のある仕事

ハイブリッドや電気など、自動車のエンジンは時代と共に変わりつつあります。このような新たなタイプの自動車が登場した背景には、「環境問題」という大きなテーマがあります。

自動車の排出ガスによる環境破壊が大きな問題となり、環境に配慮した自動車が求められるようになっています。

しかしどんな技術の変化があっても、自動車が機械である以上、そこにトラブルや故障はつきものです。そこで、さまざまなトラブルに柔軟に対応でき、確実に修理することのできる腕の立つ整備士が求められます。

自動車はこの先も確実に利用されるため、整備士の需要がなくなることはないと考えてよいでしょう。

今後の整備士に求められるもの

これからの整備士に求められるのは、変わりゆく自動車技術の進歩や変化に乗り遅れることなく、整備士として幅広い知識と修理技術を身につけているかどうかです。

技術が変われば使用する工具も変わります。変化についていくのは決して簡単なことではありませんが、昔のように決まったやり方で決まったパーツを扱うよりも、仕事の幅や可能性は大きく広がっているといえます。

常に向上心と探究心を持ち、学び続ける姿勢が必要となります。

また動力の変化により、今後はコンピューターに強い整備士も活躍できるでしょう。加えて、技術力のみならず、お客さまに対してわかりやすく満足してもらえる説明ができるような、お客さまの信頼を集められる整備士が重宝されるだろうといわれています。

時代と共に変わる役割

また、近年大きく問題となっているのが自動車の排出ガスなどによる環境汚染です。

ハイブリッド自動車や電気自動車など環境にやさしい自動車がいくつも登場し始めましたが、自動車そのものの変化だけではなく、整備士としては古くなった車両や部品を交換・廃棄する際の配慮も必要です。

たとえば、再利用できるものに関してはしかるべき整備を行って「リサイクル部品」として使用したり、オイルや有毒ガスが発生する部品についての処理も、重々気を遣って行わなければなりません。

そのため、自動車整備士もただ技術を追い求めるだけではなく、時代の変化や世の流れを汲み取った上で自らの役割を果たすことが求められています。