保険外交員のつらいこと・大変なこと・苦労

保険外交員のつらいこと・大変なこと

仕事とプライベートの境目がない

仕事とプライベートの時間が分けにくいことは、この仕事のつらいところです。

とくに一般家庭のお客様の場合、営業時間外でも依頼があれば訪問しなくてはなりませんし、相手に合わせて土日に訪問することもあります。

お客さまありきの仕事なので、要望に応えられなければ契約を切られてしまいかねず、仕事とプライベートの線引きが難しいといえるでしょう。

出費も多い

保険外交員は、契約しているお客さまとのコミュニケーションも大切な仕事です。

ただし、そのための交通費や交際費、イベントで配るお菓子や配布物などは自腹を切らなくてはならないこともあります。

人が相手の仕事だけに、出費も多いのは、この仕事の特徴であるといえます。

給料が安定しない

保険外交員は実力次第で給料に差が出る仕事であるため、給料が安定しないという悩みを抱える人は非常に多いです。

近年ではある程度の金額は保証されているところが大半ですが、契約がもらえなければ最低賃金しかもらえない、というところも少なくありません。

また、新人のうちは固定給、一人前になると完全歩合制となるところも多く、成績次第では逆に給料が下がってしまうという企業もあります。

完全に実力主義の業界であるため、努力次第で給料をアップさせることもできますが、逆に成績が悪ければ給料ががくんと下がってしまうというリスクも考えておく必要があるでしょう。

風当たりの強い仕事

近年は、勧誘がしつこいなどの理由で保険外交員から生命保険を買わないという人も増えてきています。

また、保険に対する世間の考え方も変わりつつあります。

保険は、病気や怪我など「何かあった場合」のために備えるもので、そもそも保険に入るだけの収入を得られないという人も少なくありません。

掛け捨ての医療保険などは健康であれば受け取る可能性は低く、損だと思う人が増えるなど、保険業界に対する風当たりが強くなってきているのが現状です。

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保険外交員を辞める理由で多いものは?

ノルマのつらさ

保険外交員は、一言でいえば営業職です。

ノルマや売り上げ目標を達成できなければ、給料が下がってしまうだけでなく、オフィスでも居心地が悪くなってしまいます。

どれだけ努力をしたとしても、営業の世界では結果が全てです。

この仕事が合わない、ノルマが達成できないなどの理由で離職する人は後を絶ちません。

スキルアップが難しい

保険外交員は毎日が同じ業務の繰り返しです。

研修は頻繁にあり、保険の制度や商品については詳しくなることができますが、リーダーやマネージャー以上を臨むのであれば、キャリアアップは難しいです。

他業種で生かせるスキルは身につきにくいこともあり、この業界を離れて仕事をすることが難しいのが現状です。

人の死や病気に立ち会う

生命保険は、お客さまの死亡や病気、ケガなどに対しお金が支払われるものです。

そのため、一般的な職業よりも人の死や病気が非常に身近にあり、担当していたお客さまが亡くなってしまったり、病気やケガをしてしまったりすることも珍しくありません。

こうした際に役立つのが生命保険なのですが、実際にこうした場面になると、精神的なダメージを受けてしまう人は非常に多いです。

仕事を続けていればしだいに慣れるものではありますが、こうした人の不幸に遭遇することにつらさを感じてこの仕事を去る人もいます。