外交官の現状と将来性

グローバル化が進む社会のなかで

現代社会では、政治・経済・物流・文化などあらゆる面でのグローバル化が急激に進んでいます。

国家間の交通網の整備も進み、昔は新婚旅行など特別な機会にしか行くことのできなかった「海外旅行」も、現代の若者にとっては非常に身近なレジャーのひとつとなっているのです。

こうしたなかで、外交官が果たす役割はますます大きくなっています。

海外の治安情報や経済情報を迅速に、かつ正確に情報発信することが、日本国民の安全で豊かな生活を守ることに直結しているからです。

また、国民同士が文化交流などで絆を深めていく一方で、長年解決されることのない領土問題などの重大な課題によって国家間の関係が悪化してしまうという大変憂慮すべき事態も起きています。

世界平和の実現のため、国の代表として赴任する外交官の手腕が試される機会も多く、外交官がこれからの国際社会でますます重要な役割を果たす職業となることは間違いないでしょう。

日本の情報を発信するチャンス

外交に携わる人間として、ひとつのチャンスになるのではないかといわれているのは、2020年に東京で開催されることがオリンピックの存在です。

オリンピックの開催国は、開催前後の年には世界的な注目を浴びることになります。海外の人たちが、日本の言語や食文化、ファッション、伝統芸能などに興味を持つ機会も圧倒的に増えることになるでしょう。

外交官はもともと、赴任地で日本の文化を広めるための活動もしています。

オリンピックで注目されることをさらなるきっかけとして、世界各地に日本の素晴らしさを広めるチャンスを得られる可能性が広がっています。

確かな専門性で生活も安定

外交官は国家公務員という立場になるため、景気に左右されることなく安定した収入が望めます。

また、語学のスペシャリストであるという専門性の高さを考えると転職して民間企業で活躍できる可能性も十分にあります。

外交官という仕事は、生涯にわたって生活を安定させることができる職業のひとつと考えることができます。