外交官になるためにはどんな大学・学部に行けばいい?

外交官を目指すために必要な学歴

外交官になるためには、国家公務員採用試験を受験し、合格する必要があります。

新卒を対象とした採用試験は、総合職(院卒程度)(大卒程度)、専門職員、一般職(大卒程度)(高卒程度)という区分に分かれます。

このそれぞれの区分の中で、職務内容によって採用が行われます。

そのため、高卒以上の学歴があれば、外務省に入省して外交官になる道は開けているといえます。

社会人経験者採用試験は、総合職(係長級(事務職))、専門職員(書記官級)、選考採用(領事)という区分があります。

総合職と専門職員の社会人採用に応募するには、大学卒業以上の学歴が求められ、一般職では高校卒業以上の学歴が必要となります。

参考:外務省 採用情報

外交官になるには? 必要な資格はある?

外交官を目指すための有利な大学

採用試験を受験するためには、高卒以上の学歴があれば受験可能でした。

総合職での採用を目指す場合は、大学・短大・高専のいずれかの卒業資格が必要です。

中でも、府省共通の国家公務員総合職試験に合格するのは、圧倒的に東京大学出身者が多いです。

次に京都大学、それから早稲田大学、慶応大学などの私立の名門校が続きます。

外務省に限ってみると、東京大学法学部を総合職枠で採用することが多いようです。

いわゆるキャリア外交官を目指すのであれば、これらの大学が有利となるかもしれません。

対して外務省専門職の場合、特定地域に関する研究を大学で行った人、マイナー言語を習得している人など、各地域のスペシャリストを求める傾向があります。

そのため、大学に関しては総合職よりもバラエティに富んでいるといえるでしょう。

外交官を目指すために有利な学部

国際法にのっとって業務を遂行する必要のある外交官には、法学部が有利に働く面があります。

あるいは、外務省専門職員を目指すのであれば、特定の地域について文化や歴史、語学など専門的に学ぶことができる学部を選ぶのも有効です。

他にも、国際関係学部や政治経済学部外国語学部など、外務省の業務に生かせる知識を学べる学部は幅広くあります。

自分の興味が生かせる、あるいは得意なことを伸ばすことができる分野を学び、エキスパートと言えるレベルまで突き詰めることができれば、強い武器となるでしょう。

自分の興味や関心の方向を明らかにし、明確な専門分野を持てるような学びができる学部を選ぶことがおすすめです。

外交官になるための専門学校

受験資格のための学歴とは別に、公務員を目指すための専門学校や予備校というものも存在します。

これらの専門学校では、過去の出題傾向や採用傾向を元に、採用試験に合格するために特化した授業を受けることができます。

様々な分野の公務員試験に特化したコースがありますが、外交官を目指すコースももちろん存在しています。

大学や高校に通いながら、並行してこのような学校を利用している受験生もいます。

これらの専門学校に通わなければ外交官になれないわけではありませんが、採用試験に向けてどのような勉強をしたらいいかわからない、という場合には強い味方になってくれることでしょう。