コンサートスタッフのつらいこと、大変なこと、苦労

体力第一の仕事

コンサートスタッフは重い機材を運んだり、動かしたりといった力仕事が多い職種です。

また、立ちっぱなしや座りっぱなしが多い、長時間勤務が多いなど、体力面への負担が常に伴います。

男性に比べると体力的に劣り、体のコンディションも安定しない女性にとっては厳しい環境であり、就きたくても就けない職種が多いのが現状です。

中でも特にステージエンジニアや楽器のチューニング・メンテナンスを任されるローディーは代わりのきかない職種であり、体調管理には人一倍の気遣いが必要になります。

下積みが長く厳しい

ステージエンジニアやローディーは、たとえ専門学校を出ていたとしても、就職後はアシスタントからのスタートです。

厳しい芸能界・音楽界の人たちを相手にする職種であるため、先輩の指導は肉体的・精神的ともに厳しく、「安い給料でこき使われる」という印象を受けるかもしれません。

こうした状況が数ヶ月から数年間続き、仕事を覚えてスキルを磨いた人だけがやっと一人立ちできるのです。

また、一人前になった後も、常にトレンドや最新機材への対応を求められるため、情報収集や勉強は欠かせません。

勤務時間や収入が安定しない

コンサートスタッフが勤務する現場は、公演の内容によって出勤・退勤時間、1日の労働時間、働く日数が大きく変動します。

公演当日は開場、開演時間が決まっているためスケジュール通りに進行されることがほとんどですが、前日までに行われる設営は、期日までに完成させるために長時間労働になることもしばしばです。

またプレリハーサルの日は、アーティストが納得いくまで延々と続けられることもあり、終了時間を読むことができません。

ほとんどの主要コンサートスタッフが1公演ごとにいくらという契約制で働いているため、労働時間が長くなるほど実質の給料は安くなってしまうというジレンマがあります。

また、コンサートやイベントがなければ収入はゼロという人が多く、安定とは縁遠い職種だといえるでしょう。