造園施工管理技士試験の難易度、合格率
過去の合格率
造園施工管理技士試験(1級・2級)の過去5年間の合格率は、それぞれ下記の通りです。
1級
<学科試験>
平成28年度:53.2%
平成27年度:48.1%
平成26年度:40.0%
平成25年度:26.1%
平成24年度:23.4%
<実地試験>
平成28年度:32.5%
平成27年度:36.8%
平成26年度:33.8%
平成25年度:26.4%
平成24年度:38.6%
2級
<学科試験>
平成28年度:50.4%
平成27年度:59.8%
平成26年度:55.8%
平成25年度:51.3%
平成24年度:44.9%
<実地試験>
平成28年度:39.5%
平成27年度:39.5%
平成26年度:44.1%
平成25年度:39.7%
平成24年度:21.7%
合格ラインについて
造園施工管理技士試験の合格ラインは、基本的に例年、学科試験・実地試験ともに「60%以上の得点」となっています。
この数値は受験者数などによって変動するわけではないため、比較的対策しやすい試験であるといえます。
試験範囲のうち極端な苦手分野をなくすよう計画的に勉強を進めておけば、合格は近づくでしょう。
民間の資格スクールや通信講座、市販の参考書・テキストなどを使って勉強することができます。
造園施工管理技士は難しい試験?
造園施工管理技士の国家試験は、ひと昔前は合格率が高く、施工管理技士のなかでも最も簡単な試験といわれていました。
しかし、時代を減るにつれて難易度は上がっており、合格率も30%以下になるほど低いものとなってきています。
独学で合格を果たしている人もいますが、いくら造園の実務経験を積んでいるとしても、まったく勉強をせずに楽に合格できる試験ではないと考えておいたほうがよいでしょう。
なお、近年は学科試験のほうが実地試験よりも合格率が高くなることがありますが、合格率の変動は大きく、年度によって試験問題の難しさに違いがあると考えられます。