トリマーの就職先の種類・活躍の場

トリマーの勤務先・働き方の種類

トリマーの勤務先や働き方は、主に下記の4つに分かれています。

1. ペットサロン
2. ペットショップ
3. 動物病院
4. フリーランス(独立・開業)

ペット関連の企業や個人が経営するペットショップや動物病院で働くのが主流でしたが、近年では個性豊かなペット専用サロンも人気を集めています。

高い技術を持つトリマーは飼い主から指名を受けることが多いので、店としては顧客確保のために少しでも優秀なトリマーを雇いたいと思っています。

特に店舗間の競争が激しい都心部では、即戦力として活躍できるトリマーは引く手あまたです。

またスキルや知識が評価される世界なので、独立・開業してフリーランスとして活躍するトリマーも多数います。

次からは、それぞれの勤務先での仕事内容について見ていきましょう。

トリマーの仕事内容

ペットサロンで働くトリマー

ペットサロンは個人店からチェーン店まで、日本全国にたくさんの店舗があります。

仕事内容はペットブームの継続や店舗間の競争が激しくなるにつれ、サービスの多角化も進んでいるため、店のサービス内容に合わせて少しずつ異なります。

たとえばペットの送迎サービス、ペットホテルサービスなどのほか、最近ではペット向けのネイルアートやマッサージ、エステなど、人間さながらのリラクゼーションサービスを提供する店もあるようです。

トリミング技術だけでなく、サロンのサービス内容に合わせた仕事を覚える必要があるでしょう。

しかし飼い主や動物に対する高いホスピタリティと、確かな技術を持ったトリマーはどの店でも重宝されます。

ペットショップで働くトリマー

犬や猫などの動物を販売するペットショップでは、トリミングサロンやトリミングルームを併設していることが多いです。

個人店もありますが、チェーン店のように比較的規模の大きな職場も多いのが特徴で、たとえば「ワンラブ」や「Coo&RIKU(クーアンドリク)」でトリミングサービスが行われています。

このような場で働く場合、トリミングやグルーミングだけでなく、ペット向け商品の販売や接客の仕事も任されることがあります。

店で販売した子犬が、その後のケアで定期的にトリマーのもとを訪れるので、長期間関わっていけるケースがあることも魅力です。

動物病院で働くトリマー

動物病院の中には、トリミングを行っている病院もあり、飼い主にとってかかりつけの病院でトリミングサービスを受けられるのは大きな安心感があるといえるでしょう。

サロンを併設していたり、院内で対応するなど形態はそれぞれの病院によって異なります。

犬に行うトリミングや耳掃除や爪切りなどのグルーミングは同じですが、サロンでのトリミングは美容面に重点が置かれる一方、動物病院のトリミングは治療の一環として行われることが多いです。

見た目だけでなく皮膚トラブルの予防や治療のための施術が求められるので、美を極めたい方にとってはトリマーとしての理想像や目的意識にズレが生じてしまう可能性があります。

勤務先を選ぶ際は、よく考えた上で選択するのがおすすめです。

動物病院で働くことは、動物の健康面に関する知識の習得につながるので、将来的に独立を考えている方には武器やメリットになるでしょう。

独立・開業して働くトリマー

トリマーは経験とスキルが身につけば、独立・開業してフリーランスで働くことが可能です。

開業にはさまざまな方法があり、店舗を購入または賃貸するか、自宅を改装してトリミングの専門店を作ったり、お客さまの家へ出張してトリミングサービスを行う人もいます。

出張サービスは車一台あれば始められるので、初期投資を少なく抑えることができるのがメリットでしょう。

しかし実際にトリマーとして独立した人の声を聞くと、かなり厳しい道であることを感じます。

なかなか収入が安定せず、繁忙期には月に20万円を超える収入があっても、それ以外は10万円前後になることもあるようです。

長く経営が続く人は綿密な市場調査を行い、ペットを飼っている人が多い地域や競合店はどのくらいあるのかなどをしっかりリサーチしてから立地で成功しています。

またトリマーとしての確かな技術が必要なのは、言うまでもありません。

トリマーとして独立・開業を目指す場合は、十分な準備期間を取ることが必要不可欠です。