【2022年版】ラジオパーソナリティのギャラや年収は? 給料の相場を解説
ラジオパーソナリティにはさまざまな働き方があり、その数だけ収入のあり方も変わってくるといえます。
放送局などに就職した場合、会社員と同程度の給料が見込めますが、新人のうちは月に数万程度しか稼げないパーソナリティもいます。
ここでは、ラジオパーソナリティの平均年収や初任給、収入の上げ方などを紹介します。
目次
ラジオパーソナリティの平均年収・給料の統計データ
ラジオパーソナリティは働き方によって大きく収入に幅があります。
放送局の社員として働いていれば固定給をもらえます。
フリーであれば差は大きく、芸能人のように高収入を得ている人もいれば、交通費程度しかもらえない人もいます。
ラジオパーソナリティの手取りの平均月収・年収・ボーナスは
ラジオパーソナリティは仕事に対して報酬をもらうため、レギュラーで安定した仕事がなければ収入は不安定になります。
こういった背景から、平均月収を割り出すのは難しいのです。
ボーナスは企業勤めの場合はもらえることもありますが、フリーランスの場合はありません。
ラジオパーソナリティの初任給はどれくらい?
新人の場合、一時間のラジオを担当し数千円程度といわれ、月に数万円にしかならないことも少なくありません。
放送局などに就職した場合、初任給は18万~25万ほどが大半で、他の職業と比べて特別高いということはありません。
ラジオパーソナリティの福利厚生の特徴は?
放送局勤務となった場合、各種社会保険、有給休暇、懐妊・育児休職制度、各種休職・休暇制度などがあります。
ただし、フリーランスの場合はこうした福利厚生はないため、注意が必要です。
ラジオパーソナリティの給料・年収の特徴
低予算の番組が多い
ラジオはテレビに比べると低予算で放送しているところも多く、ローカルFM局などでは謝礼程度、無給というケースもあります。
スポンサーが全く付かない番組の場合は、放送用の曲や資料など番組用の備品等が実費という局も少なくありません。
大手ラジオ局は安定
大手のラジオ局で冠番組などを担当することができれば、安定した収入を得ることができます。
特に複数曜日の同じ時間帯に放送される帯番組のレギュラーを得ることができれば、より収入も安定し知名度もぐんとアップします。
ただし、局のアナウンサーとして所属していたり、ラジオパーソナリティとしてかなりの人気がなければこうした番組を担当することは難しいでしょう。
ラジオパーソナリティの施設別の年収
放送局・ラジオ局に所属するラジオパーソナリティ
放送局の社員の年収は300万円〜800万円ほどと大きな差があります。
これは本人の実力や勤務先によって給料に違いがあるからです。
タレント事務所に所属しているラジオパーソナリティ
タレント事務所や芸能事務所に所属していている場合、ラジオパーソナリティだけの収入の場合は年間30万円〜500万円程度です。
基本的には、マージンといって番組側からの報酬は所属事務に数%ほど取られますので、自分の手元に入ってくるのは残りの金額となります。
ただし芸能プロダクションの場合、司会やナレーション、モデルなど他の仕事も並行してこなすことが多いため、結果的には年収は200万円〜1,000万円以上と考えてよいでしょう。
フリーランスのラジオパーソナリティ
フリーランスの場合は仕事の量によって給料が決まります。
仕事がなければ0円ですが、人気があり多くの番組を抱えると1,000万円を超えることも少なくありません。
ラジオパーソナリティが収入を上げるためには?
ファンを増やす
ラジオパーソナリティが収入を上げるためには、多くの番組を担当しなくてはなりません。
そのためにはまずファン(リスナー)を増やすことです。
そのためにはわかりやすく話をすること、日本語の語彙が豊富で的確な表現ができること、人の興味をそそる伝え方ができるなどの高いトークスキルが必要です。
また、SNSを利用して情報を発信したり、ラジオ以外の仕事にもチャレンジしたりするなど積極的に活動することが必要です。
番組企画を自ら行う
ラジオでは番組内の企画や取材を自分で行うことも少なくありません。
そのためインタビューがうまい、取材力がある、番組の企画構成ができるなど番組の作り手としての能力が認められれば、さまざまな番組からオファーが増えるでしょう。
ラジオパーソナリティの給料・年収のまとめ
ラジオパーソナリティは働き方によって大きく収入に幅があります。
大手のラジオ局で冠番組などを担当したり、帯番組のレギュラーとなれば収入も安定し知名度もぐんとアップします。
また、SNSを利用して情報を発信するなどの積極的な活動によって多くのリスナーを獲得することが、のちの高収入につながるでしょう。