ラジオパーソナリティの仕事内容

ラジオパーソナリティの仕事とは

ラジオの司会進行役

ラジオパーソナリティは、ラジオ番組で話をしながら司会・進行させていく仕事です。

ラジオパーソナリティとして活動している人は、芸能プロダクションに所属している人、放送局の社員として働いている人、そしてフリーランスとして仕事を請け負っている人の三種類に分けることができます。

さらに、ラジオパーソナリティは番組によって呼ばれ方が異なります。

パーソナリティと呼ばれる人は、ラジオ番組を進行させるため、交通・天気などさまざまな情報を伝えたり、さまざまなゲストを迎えて、ゲストと話をしながら番組を進行させたりしていくことが主な仕事です。

DJ(ディスクジョッキー)と呼ばれる人も、基本的には番組を喋りながら進行させていきますが、主に音楽番組などを担当し、最新の音楽や自分好みの音楽をチョイスして電波に流す人のことを差し、局によっては「ナビゲーター」とも呼ばれています。

ラジオパーソナリティの業務の内容

1.情報・ニュース系

ラジオ局はキー局と呼ばれる大手の局があります。

「TBS」「J-wave」「文化放送」などでは、全国の情報やニュースを取り上げます。

逆に地方局・コニュニティ局などは、局のある地域の情報を中心に放送します。

どちらの場合も、ニュースや天気、交通・鉄道情報などを生で放送します。

正しい発音や読み方が求められ、自分本位の発言はほぼありません。

2.音楽系

主に流行・最新の曲をジャンル問わず情報として流して行く番組です。

時間帯も内容も若者向けになっていることがほとんどで、深夜枠の番組になると6時間生放送という番組も存在します。

テンポのよいトーク術とある程度卓越した音楽知識が求められます。

基本的には台本は番組ディレクターが決めますが、自分の言葉も織り交ぜて喋らなくてはいけません。

3.芸能系

アーティストやタレント俳優声優などがファン向けに制作される番組です。

リスナーの大半はその芸能人のファンで、コーナー等は制作側が決める事が多く、別の時間に録音、後日放送といったパターンがほとんどです。

自分自身の情報をアピールする番組が多いので、パーソナリティというよりは台本どおりの進行を淡々としていくといった内容でしょう。

4.専門系

雑誌の編集長、音楽界に精通している人、食のスペシャリストなど、一つのテーマに特化したタイプの番組です。

自分の知識をアピールしたり、マニアックな人をゲストに招いたりして番組を盛り上げるといったことが必要です。

情報や進行などは、自分で集めたり考えたりしなくてはいけませんが、自分の言葉や気持ちを素直に発せられるので、自由度はかなり高いと言えます。

放送枠は主に深夜が多いため、番組のリスナーもマニアックな人が多いのが特徴です。

リスナーとのやりとり

全ての種類に言えることですが、ラジオ番組ではリスナーからメールやリクエストなどは必ずやってきます。

番組の内容によっても異なりますが、番組宛にやってきたメッセージをディレクターが選定して、パーソナリティに読んでもらう場合や、放送中自分でパソコンを操作できる環境である場合、その場でパーソナリティが番組宛にやってきたメールを自分の判断で読み上げることもあります。

ラジオパーソナリティの役割

リスナーとの交流

テレビなどのメディアとラジオが違うところは、リスナーとリアルタイムで交流できるところです。

リスナーからのメールやリクエストはもちろんですが、番組中のリアルな反応をもらえたり、ときには悩み相談などを寄せられたりすることもあります。

パーソナリティとリスナーは一般的な芸能人とファンと比べると交流がしやすく、より親しみを持って接することができるため、交流を大事にするパーソナリティは多くいます。

番組企画

テレビでは、放送作家やディレクターなどがあらかじめ決めた企画やコーナーに芸能人が参加する、というパターンが多いですが、ラジオパーソナリティは番組作りにまでかかわることが多くあります。

放送作家や番組スタッフと共に、番組内容やコーナーを話し合ったり、反省会や企画会議に同席したり、自分が読むメールを自ら選定したりすることも珍しくありません。

このようにパーソナリティが番組作りに参加することで、より魅力的なラジオ番組がつくられるのです。

ラジオパーソナリティの勤務先の種類

ラジオパーソナリティの主な就職先はラジオを制作している放送局です。

テレビをメインに制作している放送局でもラジオ番組を制作していることが多いのですが、ラジオ専門の放送局のほうがコンテンツは豊富でパーソナリティとして活躍しやすいといえます。

また、タレント事務所や芸能事務所に所属しながら特定の番組のパーソナリティの仕事をするケースもあります。

いずれの場合も非常に狭き門であり競争率が高いので、音楽に詳しい、独特のトークができる、人柄がユニークなどの強みが必要です。

ラジオパーソナリティの仕事の流れ

生放送の場合の基本的には以下のような流れとなります。

1.本番の1時間から2時間前にスタジオ入り
2.ディレクター、放送作家と放送内容の打ち合わせ
3.各コーナーのタイムテーブル(時間の配分)を確認
4.ブース内で音声確認
5.実際の放送
6.放送終了後、本日の反省や次回分打ち合わせ