ラジオパーソナリティの需要・現状と将来性

ラジオパーソナリティの現状

ラジオパーソナリティの今後は、ラジオ業界の今後に全て委ねられているといっても過言ではありません。

現在、インターネットコンテンツの普及により若者のラジオ離れが止まりません。

さらに、不況の影響もありスポンサーが付きづらく、経営も昔に比べて非常に厳しくなってきているのが現実です。

そのため、純粋なラジオパーソナリティとして生計を成り立たせている人はほとんどおらず、大半はタレント俳優などの芸能関係の仕事を兼ねたり、アナウンサーなどとして放送局に勤めたりしながらラジオパーソナリティとして活躍しています。

ラジオパーソナリティの需要

ラジオというメディアがなくならない限り、ラジオパーソナリティがいなくなることはないでしょう。

ただし、相対的にラジオを聞く人が減っていく中、ラジオパーソナリティとして生き残っていくためには、ただトークスキルがあるだけでは難しいです。

ラジオ番組の司会者として、リスナーに分かりやすく話ができる会話力が必須なだけではなく、日本語のボキャブラリーが豊富で的確な表現ができることや、人の興味をそそるような情報の伝え方ができるなど、リスナーの心をつかむような人間性も問われます。

また、番組内の企画や取材を自分で行うことも少なくないため、普段から多くのことに興味関心を持ち、人を楽しませるアイデアを持っている人は重宝されていくでしょう。

ラジオパーソナリティの将来性

ラジオの可能性

近年は、ラジオ番組をネット上で同時配信するサービス「radiko」や「らじるらじる」といったアプリにより、ラジオが聞ける地域に住んでいなくとも、さまざまな局の放送が聞けるようになりました。

また、ラジオはテレビのように録画ができませんでしたが、こうしたアプリの普及とともにいつでも、どこでも好きなラジオ番組を聞くことができるようになり、若者がラジオに触れる機会が増えつつあります。

さらには、SNSを使ったライブ配信なども行われたりと、ビジュアル面でのリスナー獲得のチャンスもあります。

このように、ラジオの可能性は広がりを見せ、新たなリスナーの獲得に向けてさまざまな努力がなされています。

ラジオパーソナリティとして、こうしたラジオの新しい可能性に素早く適応し、ラジオの新たな可能性を模索していくことがのぞまれます。

情報ツールとしての役割

震災以降、災害時の大切なツールとしてラジオの良さが再確認されてきています。

テレビや新聞などと比べると、ラジオは電池や電気が通って入ればどこでも聞くことができ、また一度に多くの人に情報を届けることができます。

ラジオというとエンターテインメント要素をイメージする人も多くいますが、地域のライフラインとしての役割も担っており、特に地方局の場合、地域の生活に密着した情報を伝えることで、多くの人の生活を支える重要な情報ツールとなります。

ラジオパーソナリティとしてどのような番組を担当する場合でも、マイクの向こうにはリスナーがいること、そしてラジオはそれぞれの生活に密着したメディアであることを忘れてはならないでしょう。