重機オペレーターの1日のスケジュール・生活スタイル
重機オペレーターの業務スケジュール
朝礼は重要な時間
現場では、集合時間になると朝礼や朝会など、朝の打ち合わせを行います。
重機という大型の機械を使う現場においては、事故のない作業を行うことがとても大切なので、朝一番に作業員の体調や作業内容を確認しなくてはなりません。
天候によって迅速な判断が必要になるときや、チームワークが重要となる複雑な作業があるときは、とくに朝の段階で作業員のコミュニケーションをしっかり取ります。
企業によっては、身体を軽く動かす目的で体操やストレッチをし、自分が担当するショベルカーやブルドーザーなどを点検し、いよいよ作業スタートです。
休憩が多い
機械の操作は、集中力が切れると思いがけないミスにつながってしまうので、適宜休憩を挟みながら作業を行います。
基本的には午前中に1回、昼休憩を挟み、午後にもう1回休憩をとるところが多いです。
屋外の作業は暗くなると危険が伴うということもあり、たいていの現場では日が暮れる17~18時頃には作業が終わります。
作業が終わったあとは、作業員で集まって反省会を行ったり翌日に行う作業をまとめたりすることもありますが、基本的には定時にしっかり終われる仕事です。
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建築現場で働くクレーンのオペレーターの1日
休日は天候に左右される
重機オペレーターの仕事は土日休みとは限りません。
急を要する工事の場合はなかなか休みが取れないこともありますし、企業や店舗が休みの日に工事を進めなければいけない場合は土日に集中的に作業を進めることもあるのです。
それ以外にも悪天候によってスケジュールが変更されることがあります。
屋外での作業ですから、大雨や雷などの中で働くことは非常に危険です。
その日に雨が降っていなくても前日の大雨で土壌がぬかるんでいる場合、危険を回避するために掘削作業などを中止することもあります。
そのため、休日の取得は予定通りにはいかないと考えておいたほうがよいでしょう。