塾講師の1日のスケジュール・生活スタイル

塾講師の業務スケジュール

午後からの出勤が一般的

塾の営業時間は生徒たちの学校が終った後の夕刻から夜にかけてであるため、講師の出勤はお昼過ぎになります。

他の職業に比べて遅めの出勤であるため、工夫すれば午前中を自分の時間として活用することも不可能ではありません。

しかし、終業時刻は深夜になることも珍しくないため、教材研究の時間を考えると出勤日に余暇活動を行う余裕はほとんどないのが現状です。

睡眠や食事の時間を確保しづらいといったデメリットもあるため、慣れるまでは苦労することもあるでしょう。

また家族や友人と生活時間が異なるため、スケジュールを合わせづらく不便さを感じる人も多いです。

繁忙期は休日返上

塾の繁忙期といえばやはり高校や大学受験前の期間です。

この時期になると土日祝日であっても特別授業が入るため、塾講師は休日返上で働くことになります。

また、デリケートな受験生を相手にするため、体力のみならず精神的にもハードな時期であるといえるでしょう。

さらに正月やゴールデンウィークといった一般的な休日にも特別授業が入るところも多く、一般的な職業に就いている人と休日が異なる場合が多いです。

空いた時間は生徒対応

塾講師の業務の中心が授業であることはいうまでもありませんが、生徒との関わりは授業だけではありません。

生徒との信頼関係を築くためには、空いた時間に積極的な声かけを行うなどしてコミュニケーションをとっていくことが大切です。

その結果、生徒の学習意欲が向上し、授業で良い成果が生まれることは珍しいことではありません。

もちろん、講師と生徒とは対等な関係ではないため、適切な距離感で接していくことが求められますが、人生の先輩として学習以外の話をしてあげることも生徒にとって良い経験になるでしょう。

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塾講師の1日

11:30 出社準備
塾講師の勤務は午後開始であるため、午前中は自由に使えます。
13:00  出社
きょうの予定や担当生徒を確認し、指導計画を立てます。
13:30 講師ミーティング
生徒や保護者に関する情報を講師全員で把握します。

そのほか、配布物や連絡事項の確認、新人指導等にも使われることもあります。

14:30 保護者との面談
現在の生徒の状況や塾での様子を伝えます。

保護者からの相談がメインになる場合も多いです。

15:30 休憩
16:30 授業で使用する教材の準備
プリントや小テストの印刷などを行います。
17:00 通塾時の安全指導
生徒が通塾してくる時間帯には教室の周囲や入り口周辺に立って声かけを行い、安全に教室へ誘導します。
17:30 授業開始
生徒の反応を見ながら教科指導を行います。
20:30 補習
定期テストや入試が近い場合、対策を行います。

個別に質問にくる生徒の対応をすることもあります。

21:30 生徒の見送り・帰宅時の安全指導
学習指導だけではなく、生徒と信頼関係を築くためにコミュニケーションを取ることが大切です。
21:40 ミーティング
その日の出来事や生徒たちの様子を報告しあいます。

場合によっては保護者に電話連絡をいれることもあります。

22:00 教室の片付け・明日の準備
この後、教材研究を行ってから退社する講師も多いです。
23:00 退社
退社が終電間近になってしまうことも珍しくありません。

塾講師の勤務時間・休日・残業