ゲームクリエイターに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
向き・不向きについては、それぞれの役割により微妙に異なります。
ここでは、ゲーム制作に携わるあらゆる職種の人に共通した適性や、向いているタイプについて取り上げていきます。
ゲームクリエイターに向いている性格・適性
豊かな想像力
ゲームクリエイターは、自分たちの手で制作したゲームについて、ユーザーに「おもしろい!」と思ってもらわなくてはなりません。
作品としての価値を見出してもらうためには、他にはない世界観や、思わず引き込まれるようなストーリー、優れたゲームシステムなどを表現することが必要です。
アイデアを形にしていくためには、想像力を膨らませていく力があると有利になります。
日常生活でも、ふと浮かんだアイデアがあれば逐一メモしておくと、そこから想像が膨らんでゲーム制作のヒントへとつながることもあります。
さまざまなものに興味がある
ゲームクリエイターは、独自の感性を持っていることはもちろんですが、多くの人に受け入れてもらえるものを生み出す必要があります。
そのため、普段から芸術作品などに触れたり、ゲーム以外の流行のものにも広く親しみ、豊かな感性を身につけることが大切です。
日ごろからさまざまな物事に対して興味関心を持とうとすることで、多くのアイデアを得る機会ができます。
人と違うものを好む
ゲームクリエイターは、好奇心旺盛で流行にも敏感である必要がある一方、独自性やオリジナリティといった要素も大事になってきます。
もちろん、伝統的なシステム・ストーリー構成のRPGやシミュレーションゲームには長らく愛されてきた理由があり、ゲーム制作において大切にすべきものといえます。
しかし、技術革新が進んだ現代では、ゲームの楽しみ方はどんどん広がっています。
従来のアーケード型や据え置き機だけではなく、携帯ゲームやスマホアプリ、据え置き携帯共用型など多種多様なゲームがあり、それぞれに合うスタイルのゲームを模索する必要があります。
人と違うものをあえて選ぶ性格は、「今までになかったものを作る」という点で有利になってくるといえるでしょう。
責任感があり、タフである
ゲーム制作の世界では、何年もかけてひとつの作品を作り上げることも多いです。
長期間に渡る作業は根気がいりますし、困難に直面してもあきらめない粘り強さも必要です。
自分の任された仕事に対して責任を持って取り組み、最後まできちんと物事に向き合う姿勢が求められます。
また、予期せぬトラブルなどが発生した場合には、納期に間に合わせるために、残業や徹夜をしてでも作業をしなければいけないときもあります。
そのような状況に耐えられる体力・精神力を持っている人が望ましいでしょう。
20代で正社員への就職・転職
ゲームクリエイターに必要なスキル・能力
ゲームクリエイターとして必要なスキルもまた、どのセクションで働くかによってまったく変わってくることがあります。
ここでは、ゲーム制作全般において持っておきたいスキルや能力をいくつか取り上げていきます。
コミュニケーション能力
ゲームクリエイターといえば、画面に向かってコツコツと一人で作業するイメージが強いかもしれませんが、じつは仲間とコミュニケーションをとることも重要です。
ゲーム作品は大勢の人との共同作業で完成させるため、お互いに協力し合ったり、相手の意図を汲み取って作業する機会も多々あるのです。
また、他のメンバーとの意思疎通がきちんとできていないと、開発現場では「ニーズにそぐわないグラフィックが上がってきてしまう」「音楽がコンセプトとマッチしない」などの問題が起きる原因になります。
そういったことを防ぐためにも、自分の想像しているものを正確に仲間に伝達できる能力を身につけて、チームとしてよい人間関係を築くことが大事です。
時間管理能力
ゲーム制作では多くの人とやりとりするため、立場によっては1日にいくつものミーティングを行いながら職務をこなすこともあります。
多忙な中でもきっちりと業務を進めていくためには、自分でスケジュールを組んで時間管理ができる能力があると有利でしょう。
仕事の面だけでなく帰宅後の時間管理までしっかりできれば、体調を崩して制作チームに迷惑をかけるような事態を防ぎやすくなります。
忍耐力
多くの人とチームになってひとつの作品を作り上げるには、それぞれの意向をしっかりすり合わせる時間が必要となってきます。
また、企画が通ったあとも、音楽やグラフィック、システムまわりの検討や、プログラマーとの打ち合わせ、デバッガーの手配など、長い道のりが続きます。
制作チーム全員で協力してゲームを作るには、月単位、ときには年単位の時間を要することが少なくありません。
そのような長く手間のかかる仕事を完遂するためには、忍耐力も必要です。
無料で資料請求できるので、ぜひ取り寄せて比較してみましょう。
・圧倒的な実績数とノウハウなら:ヒューマンアカデミー 公式サイト
・就職・デビューシステムの充実なら:アミューズメントメディア総合学院 公式サイト
ゲームクリエイターに向いていないのはどんな人?
ゲームクリエイターに向いている性質があれば、多少の努力によって改善が必要な性質もあります。
ここではゲームクリエイターとして活躍するために不利になりやすい性質や課題点と、対策について解説します。
想像力に欠ける
ゲームの世界は基本的にはバーチャルな世界であり、現実の世界とは一線を画す、自由で創造的な空間です。
そのため想像力に富んだ人にとっては「想像を形にする場」として活用することができますが、想像力に欠ける人にとっては「何をしたらいいかわからない空間」にもなりえます。
また、多くの人とのやりとりが必須なゲーム制作の職場では、相手の立場や想いを想像しながらコミュニケーションを取れることが有利に働きます。
日常生活で常に「これが○○だったらどうなるだろう?」「この人は何を考えているだろう?」など、さまざまな思いを巡らす習慣をつけることで、想像力だけでなく人を思いやる力も育っていくでしょう。
時間管理が苦手
ゲーム制作の現場では、自分のセクションに仕事が回ってきたときに一気に激務となることもあります。
そうしたとき、ある程度の睡眠時間が減ってしまうことは仕方ないことかもしれませんが、激務に追われてまったく余裕を持てないと、大事な場面で倒れるなどといった事態も起こりえます。
自己管理の上でも、計画的に職務を遂行するためにも、時間を管理する能力を付けておいて損はないでしょう。
時間管理を徹底するために、まずは生活の中でひとつ、時間を決めて何かを行うことを続けてみましょう。
ひとつの物事が習慣化できたらまたひとつ、さらにまたひとつとルーティンを増やしていき、計画的に時間を使うことに慣れていくと効果的です。
スキルや能力は鍛えられる
ゲームクリエイターには、コミュニケーション能力や忍耐力が必要ですが、これらは鍛えることができます。
実際に仲間とゲームを作り上げる過程で自然と鍛えられていくため、とにかく実践を繰り返すことが大切です。
ヒューマンアカデミーでは、スキルを身につけるために、在学期間3年で10本ものゲームを作ります。
かなりのハイペースですが、それだけ成長も早くなりますし、長く付き合いが続くような深い関係の仲間もできるでしょう。
就職サポートも手厚く、95.6%の人が卒業後の進路を確保している実績もあります。
ヒューマンアカデミーについて詳しく知りたい人は、無料で資料請求してください。
また、ゲーム、アニメ、イラストなどの実践的なコンテンツ作りを学べる学校としてアミューズメントメディア総合学院も有名です。
【アミューズメントメディア総合学院の魅力】
1.産学共同・現場実践教育
2.業界に直結した就職・デビューシステム
3.卒業後もずっとバックアップ!OB・OGネットワーク
4.業界の第一線で活躍する現役プロ講師
グループ内で映画の制作会社や音楽会社も経営しているので就職率も高く人気のスクールとなります。
ぜひ2校とも資料請求や学校見学をしてみてください。