福祉住環境コーディネーターのつらいこと、大変なこと、苦労

求められる営業能力

福祉住環境コーディネーターは困っている人たちの力になることができる職業です。

高齢者や障害のある人の住宅をより暮らしやすくできるよう提案することで、社会にも貢献することができます。

しかし、仕事をするうえでは社会貢献することだけを追求することはできません。

提案から契約に繋げるためにはコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力などの高い営業能力が求められます。

そしてクライアントの気持ちに丁寧に寄り添いながら魅力的な施工を行い、仕上がりに満足してもらうことで、確実に自社の実績を積み上げていかなければいけません。

特に住宅業界で働く福祉住環境コーディネーターの場合は営業としての役割を兼務することも多いので、積極的に新規の顧客を開拓していける行動力のある人のほうが向いているでしょう。

苦しい現実に直面することも

福祉住環境コーディネーターの仕事は、他人の痛みが分かる人でなければ務まりません。

突然の交通事故で寝たきりの生活になった人、高齢になって足が不自由になった人、障害のある我が子を自宅で育てている人…。

さまざまな事情を抱えた人たちがもっと安心して快適に暮らせるためにはどうすればよいのか、親身になって一緒に考えていくことが福祉住環境コーディネーターの使命です。

ときにはつらい闘病の様子を見たり介護の大変さを聞いたりするなかで、自分にできることの限界を感じて苦しい現実に直面することもあります。

せっかく提案したことが受け入れてもらえずに悔しい思いをすることもあります。

しかし、どんなときもクライアントを力づけ自分自身も前向きに仕事に向き合っていけるようなポジティブな気持ちを持ち続けることが大切です。

神経をすり減らしながら

福祉住環境コーディネーターの仕事では住宅を訪問することが多く、寝室やトイレやお風呂など極めてプライベートな部分まで視察する必要があります。

また、家族構成や介護をめぐる家族の事情など、他人には打ち明けづらい話をしっかりと把握することも必要です。

クライアントの心を開くためにも言葉やタイミングを選びながら慎重にヒアリングする必要があるので、訪問中は非常に気を遣います。

神経をすり減らすこともあるので、プレッシャーやストレスを上手に受け流せる人のほうが長く続けられる仕事です。