CGクリエイター検定の難易度・合格率
CGクリエイター検定とは?
CGクリエイター検定は、CG-ARTS協会が主催するもので、デザイン全般や2次元・3次元CGの作成、構図やカメラワークなどの映像制作やアニメーション作成に関する知識・技術を問う資格です。
試験はベーシックとエキスパートに難易度が分かれており、ベーシックでは主に2次元・3次元のCGやデザイン、CGによる静止画制作の知識が問われます。
エキスパートでは3次元CGや映像制作への専門的な理解と、3次元CG映像の制作に必要な知識が求められます。
年に2回7月と11月に実施され、受験料はベーシックが5,600円、エキスパート6,700円です。
CGデザイナーに必須の資格ではありませんが、資格取得者は業務に必要な知識を保有していると評価されるため、就職や転職の際に有利です。
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CGクリエイター検定の受験資格
CGクリエイター検定はベーシック・エキスパートともに受験資格の制限はなく、誰でも受験が可能です。
ベーシックを受けずにエキスパートだけでも受験できます。
一日でベーシックとエキスパートの併願受験もでき、CG-ARTSの主催するその他の試験との併願受験も可能です。
CGクリエイター検定の合格難易度
CGクリエイター検定は、ベーシック、エキスパートともに100点満点中の70点以上で合格です。
ベーシックは基礎的な内容となるため、CG制作ソフトを扱った経験があり、ある程度CGの基本的知識を身に着けている人であれば難しくはありません。
一般的には、1カ月程度しっかり学習時間を確保できれば合格ラインに届きます。
エキスパートは試験範囲も広がり、専門性も高まるため、ベーシックを合格できる程度の基礎知識に加え、3カ月程度の学習が必要です。
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CGクリエイター検定の合格率
CGクリエイター検定の例年の合格率は、ベーシックが60~80%程度、エキスパートが20~30%程度となっています。
年度によって難易度に多少の幅がありますので合格率は一定ではありません。
直近(2023年後期)の合格率は、ベーシックが63.0%、エキスパートが21.2%です。
CGクリエイター検定の受験者数・合格率
CGクリエイター検定(ベーシック)受験者数の推移
CGクリエイター検定(ベーシック)の受験者数は、1,500人から3,000人ほどの間を推移しています。2023年後期の受験者数は、2022年後期より減少し、2,788人となりました。
CGクリエイター検定(ベーシック)合格率の推移
CGクリエイター検定(ベーシック)の合格率は、65%前後を推移しています。2023年後期の合格率は2022年後期より減少し63.0%となりました。
CGクリエイター検定(エキスパート)受験者数の推移
CGクリエイター検定(エキスパート)受験者数は、おおよそ900〜1300人ほどです。2023年後期の受験者数は1,390人となりました。
CGクリエイター検定(エキスパート)合格率の推移
CGクリエイター検定(エキスパート)の合格率は20~30%を推移しています。2023年後期の合格率は21.2%となりました。
CGクリエイター検定試験の概要
試験日 | 7月、11月の年2回実施 |
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試験地 | 札幌市、仙台市、宇都宮市、川越市、千葉市、東京都(23区内)、横浜市、静岡市、名古屋市、金沢市、京都市、大阪市、姫路市、広島市、松山市、福岡市、那覇市 |
受験資格 | 特に制限はありません。 |
試験方法 | ・ベーシック マークシート 10問 60分 ・エキスパート マークシート 10問 80分 |
試験科目 |
ベーシック<CGとは> <表現の基礎> <2次元CGと写真撮影> <3次元CGの制作> <技術の基礎> <知的財産権> エキスパート<実写撮影> <映像編集> <モデリング> <リギング> <CGアニメーション> <シーン構築> <プロダクションワーク> <知的財産権> <ファイル形式・規格> <数理造形> |
合格基準 | 100点満点中70点前後 |
合格率 | ・ベーシック:63.0%(2023年後期) ・エキスパート:21.2%(2023年後期) |
受験料 | ・ベーシック:5,600円 ・エキスパート:6,700円 |
詳細情報 | CG-ARTS協会 |