ビルメンテナンスの年収はいくら? 給料についてくわしく解説

ビルメンテナンスの平均年収・給料の統計データ

ビルメンテナンスの平均年収・月収・ボーナス

ビルメンテナンスの給料は、それほど高くなく、あまり給与が変わらないという特徴もありました。

しかし近年ではビルメンテナンス会社が増えるにつれて、少しずつ給与水準は上がってきています。

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
ビルメンテナンス
(Indeed)
414万円 時給 1,002円
日給 9,395円
月給 22.9万円
ビル施設管理
(転職会議)
361万円 20代前半:313万円
20代後半:344万円
30代:397万円
40代以上:344万円

上記のデータから、ビルメンテナンスの年収は350~400万円程度であることがわかります。

ビルメンテナンスの手取りの平均月収・年収・ボーナスは

各社の統計データをもとに算出すると、ビルメンテナンスの平均年収は370万円前後となると思われます。

月額総支給額は30万円、ビルメンテナンスで、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は25〜26万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、一般的な職業よりも給与水準は低めとなっています。

ビルメンテナンスの初任給はどれくらい?

ビルメンテナンスの初任給は、首都圏などの都市部であれば月収は20万円~23万円前後ほどです。

地方であれば16万円~20万円前後ほどと少し下がる傾向にあります。

前職で 資格を持っていたり経験があったりすれば、その内容によっては3万円~5万円ほど基本給のベースが高くなります。

ビルメンテナンスの福利厚生の特徴は?

ビルメンテナンスの仕事をする上では、一般的な福利厚生が与えられるでしょう。

会社によっては、仕事で必要な資格取得のための補助をしてくれるところもあります。

また、一度現場を担当すると長く働くことも多いため、転居を伴う転勤はないのが一般的です。

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ビルメンテナンスの給料・年収の特徴

企業間で給料に差が

ビルメンテナンスの平均年収は、300万円~400万円程度となっているようです。

この業界は、昔からあまり良い給与が望めるわけではなく、年齢を重ねてもあまり給与が変わらないという特徴もありました。

これは、未経験者が中途採用でこの仕事に就くことが非常に多かったことも要因です。

しかし、最近では高齢になった人材が大量に退職し、新卒で若手を採用する企業が増えており、若い人がそのままキャリアを重ねて管理職になっていく例も目立ち始めています。

それにともなって、少しずつ給与水準は上がってきているといわれ、ビルメンテナンス会社によって給与に差が出ていることは確かです。

宿直は手当てがつく

ビルメンテナンスは、大きく分けると「日勤」と「宿直」の勤務形態があります。

宿直のあるところで働くと、宿直・夜勤手当が出ることから、ビルメンテナンスのなかでも給与が高くなりやすい傾向にあります。

会社による給料の違い

ビルメンテナンス会社には、「系列系企業」と「独立系企業」があります。

系列系企業は、大手企業のグループ会社や系列会社のことです。

独立系企業とは、親会社を持たずに1つの会社でビルメンテナンス業を専門に行っている企業です。

系列系企業と独立系企業のビルメンテナンス会社を比べると、系列系企業のほうが給与は高めとなっています。

しかし、系列系企業は親会社の影響を受けるため、親会社の経営状態によって給与が左右されてしまう可能性があります。

また、小さなビルメンテナンス会社は、ボーナスの支給もないところもあり、会社によって実態は大きく異なります。

ビルメンテナンスが収入を上げるためには?

ビルメンテナンスとして収入を上げていきたいのであれば、資格を取得して、手当をもらう方法が考えられます。

たとえば、「ビルメン4点セット」といわれる資格をすべて取ると月に数万円給料がアップするというところは少なくありません。

そのほか、「エネルギー管理士」や「電験3種」など、さらに上位の資格を取得すれば、より資格手当の額も上がっていきます。

会社によっては資格を多く取得し、仕事の範囲が広い人を優先して役職をつけていきます。

役職がつけば、ビルメンテナンスで年収500万円~600万円以上を目指すことも十分可能です。