美容師のつらいこと・大変なこと・苦労

美容師のつらいこと・大変なこと

休日が少ない・長時間労働

最近では週休2日の美容室も多くなっていますが、美容師の休日は週1日程度、月にして4日から6日が平均のようです。

しかし休日も技術やマナーなどの講習に費やすこともあるため、他業種と比べてしまうとどうしても休みが少ないといえそうです。

また美容室は1日の営業時間が長い上に、他業種のようにシフトで働くというところはほとんどありません。

予約が立て込んでいると食事が満足に取れないこともあり、さらに営業終了後に講習や練習を行うことも多く、拘束時間が長いため体力的にきついと感じる人も多いようです。

他業種に比べ給料は安い

美容師は、技術がある人ほど収入が高くなるため、技術がなければ生計を立てられるほどの収入を得ることができません。

指名をたくさんもらえるようになったり、ある程度のポストに任命されたりすることで、ようやく給料も上がっていきます。

見習い・アシスタント時代は非常に安い給料でやっていかなくてはならず、バイトを掛け持ちしなくてはならない人も多いようです。

またスタイリストになってからも高い給料が保証されるわけではなく、手取りで20万円を下回る美容室も決して珍しくはなく、別の仕事に就いている同年代と比較してしまうと、低く感じることがあるでしょう。

コミュニケーションの大変さ

美容師は人と接する仕事のため、精神的な疲労も溜まりやすいようです。

多くの美容室ではチームワークが重視されるため、別のスタッフとも上手くやっていかなければなりませんし、この世界は上下関係が厳しいため先輩への気遣いに疲れてしまう人もいるでしょう。

もちろん、お客さまにも気を遣う必要があります。

なかには難しい注文をするお客さまもいらっしゃいますし、クレームを受けることもありますが、すべてのお客さまを平等に接客しなければいけないため、非常に気を使います。

たとえコミュニケーションに自信がある人でも、毎日多くの人と接していると苦労が絶えないという人もいます。

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美容師の悩み

拘束時間が長い

労働時間はお店によってさまざまですが、美容師は全般的に拘束時間が長いことが特徴です。

特に見習いやアシスタント時代は、朝早くから夜遅くまで美容室にこもりっぱなしということも少なくありません。

ただし、スタイリストとなって仕事ができるようになると心のゆとりが持てるようになり、悩まなくなるということが多いようです。

給料の安さ

美容師はほかの職業と比べて給料が安いことで知られています。

給料アップを目指すのであれば、たくさんの指名客をつけて売上を上げるか、管理職のような責任ある立場になって会社を支えることが重要です。

それまでは苦しい生活が待っていることを覚悟しなくてはなりません。

身体のトラブル

美容師は職業柄さまざまな身体のトラブルを抱えがちです。

特に手荒れは、美容師の職業病ともいえる悩みです。一度荒れてしまうとなかなか完治が難しいため、早めに対処することが大切です。

また1日中立ち仕事をすることになるため、腰痛になってしまう人や、カラー剤などで爪の汚れに悩む人も多いようです。

美容師を辞める理由で多いものは?

待遇の悪さ

美容師は長時間労働の割に給料が安く、決して楽な仕事とは言えません。

そのため夢と現実のギャップを感じ、スタイリストとしてデビューする前に辞めてしまう人も少なくありません。

また店舗によっては厳しいノルマがあり、こなすのがきついと仕事を辞めてしまう人もいるようです。

人間関係の悩み

美容師の離職につながる一番の原因が人間関係といわれ、閉鎖的な空間での人間関係で悩む人は多いようです。

美容室では上下関係が厳しい上に個々の技量が試される競争社会でもあるため、スタッフ同士は仲間でありながらライバルにもなります。

美容師としての仕事には魅力を感じながらも、人間関係が難しいと離職したり、ほかの美容室に移ったりする人は後を絶ちません。