美容部員への転職・中途採用や未経験採用はある?
美容部員は特別な資格や学歴は必要ありません。
ただし、美容部員にも向き・不向きがあります。
この記事では、美容部員の転職状況から年齢・志望動機などを解説します。
美容部員への転職状況
美容部員の中途採用は、求人によって経験者のみの場合もあれば、未経験でも応募可能なものもあります。
美容部員になるために特別な資格や学歴は必要ないため、転職のハードルも比較的低いようです。
化粧品メーカーが募集する美容部員の雇用形態は、
- 正社員
- 契約社員
- 派遣社員
- アルバイト
とさまざまです。
美容部員は新卒の正社員の募集が少ないため競争率は高いですが、契約社員や派遣社員の中途採用の募集は、年間を通して比較的多く行われる傾向にあります。
これは、美容部員は20代から30代の若い女性が中心で、その年代の女性は結婚や出産を機に退職する人が多く、常に新しい人材を必要としていることが一番の理由です。
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美容部員への転職の志望動機
- 化粧品が好き
- 美容部員へのあこがれ
- 自分の好きな化粧品を売りたい
- 好きな化粧品メーカーで働きたい
美容部員への転職への志望動機で多いものは、化粧品が好き、美容部員へのあこがれといった純粋な気持ちです。
そのほか、接客や販売に携わる仕事をしていて、自分の好きな化粧品を売りたい、好きな化粧品メーカーで働きたいと考えるようになった人もいるようです。
未経験・社会人から美容部員になるには
美容部員は転職時に特別な知識やスキルが求められない仕事のため、未経験・社会人からでも比較的容易に転職できます。
また、美容部員の求人は化粧品メーカーからだけではなく、百貨店・駅ビル・ドラッグストアなど販売店側から出されることもあります。
化粧品メーカーに勤めるのであれば、自社の「顔」として売り場に立つことになりますが、販売店に務める場合は特定の化粧品メーカーを担当するのではなく、その店頭に並ぶさまざまなメーカーの商品を扱うことになります。
美容部員というと化粧品メーカーへの就職をイメージする人も多いですが、視野を広げるとさらに多くの求人を見つけられるでしょう。
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美容部員への転職に必要な資格・有利な資格
中途採用の際に、特別必要な資格はなく、学歴は「高卒以上」であれば問題ないことがほとんどです。
前職が理美容師やマッサージ師など人の身体に関する国家資格を持っていると有利になるでしょう。
また、カラーセラピストなど美容にかかわる民間資格や、ヘアメイクの専門学校などで学んだ経験もプラスになります。
美容部員への転職に役立つ職務経験
美容部員も販売職のため、未経験の場合でも、販売やサービス業などで接客経験があると採用されやすい傾向にあります。
- 仕事を通じて成長したい
- 自分自身を磨きたいという向上心
- お客さまをきれいにしたい
- お客さまに満足してもらいたい
というホスピタリティがある人に向いている職業でしょう。
また、気配り・目配り・心配りができる人は一緒に働く美容部員として好まれます。
美容部員への転職面接で気をつけるべきことは?
新卒採用の際と同様に服装やヘアスタイル、ネイルやメイクについてはしっかりと対策をしておきましょう。
また、中途採用に限らず採用面接ではメイクテストと呼ばれるメイクに関する実技試験が行われることもあります。
コスメカウンターで志望する企業のカウンセリングを受けたり、実際に化粧品を使ってみるなどしてメイクについて調べておくとよいでしょう。
美容部員に転職可能な年齢は何歳くらいまで?
メーカーや販売店によって
- 経験者のみを募集する場合
- 過去の経験は一切問わない場合
のどちらもあるため、志望する企業がどちらかなのかをチェックする必要があります。
採用される年齢の上限は30歳くらいまでが多いものの、メーカーによっては40歳ほどまで視野に入れているところもあるため、年齢を重ねているからといって、美容部員への道をあきらめることはありません。
未経験から美容部員の転職での志望動機
美容業界が未経験の場合は、
- どうして美容業界なのか
- どうして美容部員なのか
をしっかりと話せるようにしておきましょう。
また、面接ではしっかりと受け答えができるか、自社の顔としてお客さまに接するにふさわしいかを見られます。
すらすらと話す必要はありませんが、
- しっかりと自分の言葉で志望動機を話せるようにしておくこと
- 笑顔で話せるようになること
が必要です。
美容部員への転職のまとめ
美容部員の中途採用は、企業によって経験者のみの場合もあれば、未経験でも応募可能なものもあります。
新卒の正社員の募集が少ないため競争率は高いですが、契約社員や派遣社員の中途採用の募集は、年間を通して比較的多く行われています。
また、化粧品メーカーだけでなく、百貨店・駅ビル・ドラッグストアなど販売店側から求人が出されることもあります。
転職志望の場合は、理美容師やマッサージ師など人の身体に関する国家資格や、美容にかかわる民間資格・ヘアメイクの専門学校などで学んだ経験などが、面接で有利になることもあるでしょう。
また面接では、どうして美容業界なのか・どうして美容部員なのかを明確にし、笑顔でしっかりと受け答えできるようにしておきましょう。