アロマテラピストの資格にはどんなものがある?

アロマセラピストの資格の種類

民間資格は多数ある

アロマセラピストには国家資格や公的な検定はなく、特に資格がなくても、知識とスキルがあればアロマセラピストとして活躍することが可能です。

しかし「セラピー」には治療という意味があるように、海外ではアロマテラピーは「芳香療法」という治療法の一種で、医療系の公的資格がある国も珍しくありません。

それほど人の心身に影響を与える可能性のあるアロマテラピーは、正しい知識のもとに使用することが必要不可欠なのです。

逆にいえば、間違った知識により肌に悪影響を与えたり、身体の不調を引き起こすことも考えられます。

このような理由から、アロマセラピストを採用するアロマトリートメントサロンなどでは、企業ごとに推奨する「民間資格」を定めているところが多いようです。

その資格を持った人のみを採用したり、アロマセラピストの見習いとして採用した後に、資格を取得させるなどの取り組みが行われています。

これらの資格を取得すると、フリーランスで施術を行う場合や、カルチャースクールなどで講師として活動する場合の肩書きとして使用でき、顧客への信頼度を高めることが可能です。

アロマテラピー検定

国内でもっとも多くの人が受験しているのが、環境大臣の許可を受けた公益社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)の「アロマテラピー検定」です。

2018年までの累計受験者数は46万人以上で、10代から70代までの幅広い年齢層の人が受験しています。

アロマテラピーの知識を深めたり、スキルアップすることが可能な資格です。

検定には2級と1級があり、2級ではアロマテラピーを正しく生活に取り入れるための知識があること、1級では精油を目的別に使い分け、生活に取り入れられる知識があることが証明できます。

何級からでも受けられるので、いきなり1級から受けても、同じ日に2級と1級を併願して受けても問題ありません。

受験資格は年齢、経験の制限がなく、どなたでも受験することが可能です。

難易度は、合格率が1・2級とも約90%なので、公式テキストや公式問題集をしっかりと学習しておけば問題ないでしょう。

独学で受験する人もいますし、認定スクールに通って勉強する人もいるようです。

費用は2級が6,600円(税込)、1級が6,600円(税込)で、併願する場合は13,200円(税込)です。

アロマテラピー検定

アロマテラピー検定の上位資格として「アロマテラピーアドバイザー」、さらに上位に「アロマセラピスト」「アロマテラピーインストラクター」「アロマブレンドデザイナー」「アロマハンドセラピスト」が設けられています。

参考:日本アロマ環境協会(AEAJ) 検定試験資格について

「アロマセラピスト」は、プロのアロマセラピストとしてお客さまにトリートメントやコンサルテーションを含めた、アロマテラピーを提供できる能力が認められます。

「アロマテラピーインストラクター」は、アロマテラピーを実践するために必要な知識や方法を、専門家として一般の人に指導できる能力を認定する資格です。

「アロマブレンドデザイナー」は、いろいろなシーンや目的に合わせて、精油を組み合わせてオリジナルのブレンドを作ることができる能力を認定する資格です。

「アロマハンドセラピスト」は第三者に対して、アロマハンドトリートメントを安全に提供できることを証明します。

アロマセラピスト認定試験

アロマセラピスト認定試験は、日本メディカル心理セラピー協会認定の民間資格です。

もともと「アロマヒーリングセラピスト」という名前の資格でしたが、名称変更が行われました。

こちらの資格取得をすると、アロマオイルの種類、アロマトリートメントなどについて一定以上の知識があり、種類や効果、芳香剤、アロマバスとして応用する方法を知っていることの証明となります。

アロマトリートメントやアロママッサージ、アロマを使ったスキンケアや香水作り、アロマオイルのブレンド方法やハーブとの組み合わせなどのさまざまな知識を身につけることが可能です。

資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師としての活躍を目指せます。

資格の種類は「アロマセラピスト認定試験」のみの1種類で、受験資格は特になく、どなたでも受けることが可能です。

難易度や合格率は公表されていませんが、70%以上の評価が合格基準になっています。

費用は10,000円(税込)で、受験方法は在宅受験になる点に注意が必要です。

参考:日本メディカル心理セラピー協会 アロマセラピスト認定試験

アロマオイル士試験

アロマオイル士は、日本インストラクター技術協会の認定資格で、アロマの資格の中でも人気の資格の一つです。

アロマの種類や効果など、一般的なアロマの知識が問われる内容となっていて、美容とアロマに関する知識を持っている人に与えられます。

一定以上のアロマの知識を持っている証明になるため、資格取得後はアロマグッズの販売やお客さまへのアドバイス、講師などとしても活動することが可能です。

資格の種類は「アロマオイル士試験」のみの1種類で、受験資格は特にありません。

どなたでも受けることが可能なので、最近では男性の受験も増えてきたようです。

難易度や合格率は特に公表されていませんが、70%以上の評価が合格基準となります。

費用は10,000円(税込)で、試験期間中に回答し提出期限までに返却用封筒で回答用紙を送る在宅受験の形式です。

参考:日本インストラクター技術協会 アロマオイル士試験