アロマセラピストになるには

アロマセラピストになるまでの道のり

アロマセラピストになるための代表的なルートはいくつかありますが、多くの人は高校卒業後にアロマセラピストを養成する専門学校やスクールに入るのが一般的です。

スクールではアロマに関する専門知識や技術を身につけ、資格を取得してから就職することができます。

民間の資格には「アロマテラピーアドバイザー」「アロマセラピスト」「アロマテラピーインストラクター」などがあり、しっかりした知識が備わっている証明になるのです。

または高校卒業後に資格なし・未経験で「未経験者歓迎」のサロンに就職し、経験を積んで一人前のアロマセラピストを目指す方法もあります。

サロンによっては資格取得をサポートしてくれる場合もあるので、就職前に確認しておくとよいかもしれません。

このように未経験で資格がなくてもアロマセラピストになれますが、就職の選択肢が未経験者OKの仕事のみになるので、資格を持っていた方が希望のサロンを選ぶことができるでしょう。

資格を取得しておくと、就職で有利になるだけでなく、フリーランスで働く場合やカルチャースクールなどで講師として活動する場合の肩書きとして使えるので、お客様の信頼度を高めることができます。

アロマセラピストの資格・難易度

アロマセラピストには国家資格が設けられていないので、すぐにでもアロマセラピストと名乗ってお客さまに施術することは可能です。

しかしアロマテラピーは人の心身に少なからず影響を与えるものなので、しっかりした知識を持った上で施術をすることが大切でしょう。

アロマセラピストになるために多くの人が受験しているのが、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)の「アロマテラピー検定」です。

アロマテラピー検定には1級と2級がありますが、どちらも合格率が約90%といわれているので、公式テキストを使ってしっかりと学習しておけば問題ないでしょう。

アロマテラピー検定

また資格には段階があり、アロマテラピー検定1級を取得すると、「アロマテラピーアドバイザー」になることができます。

さらに試験を受けて合格すると以下の4つの最上級レベルの認定を受けることが可能です。

・アロマテラピーインストラクター
・アロマセラピスト
・アロマブレンドデザイナー
・アロマハンドセラピスト

それぞれスペシャリストとしての能力を認定する資格となるため、将来独立開業してフリーで活動したい人は、取得しておくとよいでしょう。

参考:日本アロマ環境協会(AEAJ)の検定試験資格について

ほかにも日本メディカル心理セラピー協会の「アロマセラピスト認定試験」、日本インストラクター技術協会の「アロマオイル士試験」などがあります。

参考:日本メディカル心理セラピー協会 アロマセラピスト認定試験

参考:日本インストラクター技術協会 アロマオイル士試験

実は、本格的にアロマテラピーを提供する企業や店舗は、こうしたスクールと提携していることが多く、卒業生がそのまま提携店舗に採用されることが少なくありません。

アロマセラピストとして本格的に働きたいなら、就職サポートが手厚いスクールを選ぶのが得策のようです。

アロマテラピストの資格にはどんなものがある?

アロマセラピストになるための学校の種類

アロマセラピストになるための学校の種類は多数ありますが、美容系の専門学校または資格認定スクールで学ぶのが一般的でしょう。

美容系の専門学校は、主にエステティシャンを目指す人が通う専門学校を選ぶのがおすすめです。

アロマの知識だけでなく、実際に施術を行うときに必要な皮膚の構造や血液・リンパの流れ、ツボや反射区といった必要不可欠な知識を身につけることができます。

本格的に学んでエステティシャンとアロマセラピストの両方の資格を取得すれば、美容サロンなどへの就職に有利になるだけでなく、フリーランスとして自宅などで開業することも夢ではありません。

学費は初年度約30万円〜約200万円と、学校によって大きく差があります。

資格認定のスクールでは、民間資格を主宰している法人が提携スクールや公式認定スクールを抱えている場合がほとんどです。

アロマセラピストとして就職するためには、資格が知識やスキルの基準となるため、どの資格が必要なのかを慎重に選びましょう。

費用はスクールによって異なりますが、短期なら10万円〜20万円、長期なら30万円〜50万円ほどです。

大学に進学する場合は、心理学科や健康科学科などでアロマセラピストになるための勉強をすることができ、学費は初年度約100万円からとなります。

大学によっては180万円ほどかかる場合もあるようです。

また通学が難しい人は、通信講座でも学ぶことが可能です。

学費は5〜6万円ほどになるので、あまりお金をかけずにアロマセラピストになりたい人にも最適でしょう。

アロマセラピストになるための学校と学費(専門学校・スクール)

アロマセラピストに向いている人

アロマセラピストに向いている人は、アロマテラピーが好きな人です。

興味があることはもちろん、もっと知りたい、アロマテラピーで人を元気にしたりきれいにしたいという熱意があることが第一条件になります。

残念ながらアロマセラピストの収入は、一般的な事務職よりも低いことが多く、好きでなければ到底続けることができません。

また日本ではリラクゼーションの一種として行っていることから、緊張や疲れ、落ち込んだ気持ちや悩みを汲み取って、香りを提供できる繊細で思いやりがあることも大切でしょう。

さらに施術を行う際は、相手はアロマセラピストを信頼して体を任せてくれるので、相手の心や身体に対する責任感を常に持って接することができる人が向いています。

アロマセラピストに向いている人・適性・必要なスキル

アロマセラピストのキャリアプラン・キャリアパス

アロマセラピストとして1人前になるには、まずはサロンでの経験を積むことが大切です。

お客さまにとって最適な施術ができるよう、丁寧なカウンセリングや、自分自身のスキルアップは欠かせません。

アロマセラピストはリピーターのお客さまが増え、知識も経験も十分になると、経験やスキルに比例して給料がアップする傾向にあります。

またサロンのチーフや店長などの管理職につくと手当がもらえたり、上位の資格に合格すると給料が上がるシステムを採用している企業もあるので、比較的高収入を目指すことも可能でしょう。

その後人によっては店舗経験を生かして、独立・開業して自分のサロンをオープンしたり、個人で出張カウンセリング、スクール講師として活躍しています。

知識や経験を身につけることで、さまざまなキャリアプランを描くことが可能です。

アロマセラピストを目指せる年齢は?

アロマセラピストを目指すのに年齢制限はないため、何歳からでも目指すことができます。

実際、アロマセラピストの仕事は転職先として女性に人気が高く、30代から働き始めた人も多いのです。

アロマセラピストはほとんどが立ち仕事で体力がいる仕事ですが、それ以上にアロマテラピーが好きで、お客さまを癒したい気持ちがあれば問題ありません。

20代〜30代の若手が多いサロンももちろんありますが、40代〜50代が活躍している落ち着いた雰囲気のサロンもあるため、応募前にサロンの比較をすることをおすすめします。

未経験OK・年齢不問で採用しているサロンもあるので、年齢を理由に諦める必要はないでしょう。

アロマセラピストは高卒から目指せる?

アロマセラピストは高卒から目指すことができます。

アロマに関する知識が一切ない未経験でも採用している会社やサロンもあるので、高卒からすぐにアロマセラピストになることも可能です。

高校卒業後に専門学校やスクールに通い、まずはアロマやエステティックの知識をしっかりと身につけて、資格を取得してから就職する方法もよいでしょう。

将来を見据えて、すぐに就職して実践に入りたいのか、学んで資格を取得してから働くのかを検討することをおすすめします。