独学でアロマセラピストになれる?

アロマセラピストを独学で目指す人はいる?

アロマセラピストを独学で目指す人もいます。

日本ではアロマセラピストは国家資格ではないため、十分なやる気があれば、知識やスキル自体は独学で習得することも可能です。

しかし独学で正しい知識を得ることは大変な上に、どんなに知識や経験を積んだとしても基準になるものがなければ、自分がどれだけその世界で通用するのかを知ることは難しいでしょう。

そこで役立つのが、民間の資格を取得することです。

資格を取得すると、「〇〇認定アロマセラピスト」などの肩書きを使用することができます。

肩書きがあることでフリーランスで施術を行う際に信頼度を増したり、サロンやアロマメーカーなどに就職する際に有利になったりと、アロマセラピストとして活躍するための一助となるに違いありません。

日本でもっともポピュラーといわれている、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)の「アロマテラピー検定」の場合、公式テキストを使って勉強する人がほとんどです。

勉強時間は4時間で十分という人も入れば、コツコツ学習して2週間と人によってさまざまですが、通信講座は3ヶ月の学習が一般的なので、独学の方が早く合格を目指すことができるでしょう。

いずれにせよ、自分で学習内容を選定し、勉強時間を確保してコツコツ独学できるタイプの人に向いています。

独学以外の学習方法は?

独学以外の学習をするなら、通信講座やスクールに通う方法があります。

たとえば公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)の「アロマテラピー検定」を例にあげましょう。

アロマテラピー検定に合格すると、次に「アロマテラピーアドバイザー」、さらにその上に「アロマセラピスト」や「アロマテラピーインストラクター」とより取得が難しい上位資格が設けられています。

美容業界では「アロマテラピー検定」に合格する人は趣味が高じたレベル、「セラピスト」「インストラクター」の資格を持っている人は、本格的なプロフェッショナルレベルのスキルを持つと認識されているようです。

つまりプロから見て、プロのアロマセラピストと認識してもらうには、より上位の資格を狙うことが必要になってきます。

最初に受けるアロマテラピー検定は試験問題は公式テキストから出題されるため、これを購入して学べば独学でも検定にパスすることは十分に可能です。

しかし上位資格の受験条件には「認定スクールで必須履修科目を修了し、履修証明書を提出すること」が含まれているため、スクールなどの独学以外の学習方法を選ばなければいけなくなるでしょう。

スクールや「インストラクター」の資格を持つ人が講師を務める講座などでは、実技試験の勉強をすることができるので、より実践的な学びの場になるはずです。

時間や学費が許す場合は、専門学校や大学に通う方法もあります。

独学のメリット

独学の1番のメリットは、費用が安くすむことです。

アロマテラピー検定を目指す場合には、公式テキストと公式問題集を足しても4,000円弱ですみます。

通信講座で学ぶ場合には5〜6万円、専門学校に通う場合には初年度だけで100万円ほどの費用がかかるので、リーズナブルに学習したい人にとっては最適でしょう。

初期費用がかからない分、気軽な気持ちで始めやすいのもメリットです。

また自分のペースで学習することができるので、検定試験までに時間がなくても、努力次第で知識をきちんと身につけ、間に合わせることもできます。

逆に時間がかかっても、通信講座のようにサポート期間や添削期間を過ぎてしまったりすることもありません。

ほかの仕事をしていたり、家事や育児の合間の隙間時間を見つけて勉強をしたい人も向いているでしょう。

独学のデメリット

独学のデメリットは、テキストのみで勉強することになるため、強い意志と努力が必要になることです。

プロのアロマセラピストの先生から直接教えてもらえたら、すぐに理解できることも、教科書を読んでいるだけだと理解しづらいこともあるかもしれません。

また言い回しや専門用語でわからないことや、香りの違いに疑問を感じても、気軽に質問することができないのもデメリットでしょう。

資格試験までの学習計画を立てても、1人でモチベーションを保つのが苦痛に感じてしまう人もいるようです。

独学は強い思いが持ち続けられず、挫折してしまう人もいるため、メリットもある一方でデメリットがあることを知った上で始めるとよいでしょう。

十分なやる気と実行力があれば、独学でアロマセラピストとして必要なスキルや知識を身につけることが可能です。