AIエンジニアの勤務先・就職先の種類

AIエンジニアの勤務先・働き方の種類

AIエンジニアの代表的な勤務先

AIエンジニアの勤務先はさまざまですが、代表的なものとしては次のような場所が挙げられます。

<AIエンジニアの勤務先の例>
・一般企業、メーカー系企業など:トヨタ自動車、パナソニックなど
・IT業界のSIer:NTTデータ、日本ユニシスなど
・AIベンチャー:Shannon Lab、リープマインドなど
・Web系大手企業:DeNA、サイバーエージェントなど
・大学の研究職
・研究機関の研究職:産業技術総合研究所、理化学研究所、人工知能研究センターなど
・外資系IT企業:google、IBMなど

AI技術の開発を専業とするAIベンチャー企業というのも勤務先の一つではありますが、昨今は、これまでAI事業は行っていなかった一般企業や総合メーカーなどが、新たにAI部門を創設し、AIエンジニアを採用する動きも目立ってきています。

自動車メーカー電機メーカーにはじまり、金融系企業や医療系企業など現在ではさまざまな業界の企業がAIエンジニアを求めており、今後は物流業界や製造業界などでもAI需要が高まってくるともいわれています。

高まる需要で活躍の場も広がる

AIの需要は今後より拡大し、近い将来、社会全体に大きく普及するといわれております。

2019年3月29日には、政府から人工知能(AI)の本格導入に向けた「AI戦略案」が発表され、データサイエンス・AIを理解し、各専門分野で応用できる人材を年間25万人育てるという大きな目標も掲げられました。

AI事業に乗りだす企業も今後はより増えると予想されており、AIエンジニアの活躍の場はさらに広がり、時代を象徴する職業となっていくともいわれています。

メーカーで働くAIエンジニア

「トヨタ」や「パナソニック」などのメーカーでも、AIエンジニアの採用が積極的に行われています。

メーカーはあくまで民間企業ですので、自社の利益を追求するために、AI技術を開発することになります。

実用化や収益面の視点も強く求められ、納期やコストも意識しながら開発を進めていくことになります。

開発する技術も、たとえば自動車メーカーであれば「AIによる自動運転技術」といったように、基本的にはそのメーカーが販売する商品に関連する技術となってきます。

またメーカーなどの民間企業でも、「研究職」としてAIエンジニアが採用されることもありますが、大学などが行うような「基礎研究」ではなく、既存の技術を利用した「応用研究」であるのが一般的です。

SIerで働くAIエンジニア

「NTTデータ」や「日本ユニシス」など、SIer(システムインテグレータ)系の会社もAI技術の活用したビジネスを進めています。

SIerの場合、クライアントとなる企業の「ITシステム」や「業務システム」を受託開発することが主事業となります。

「ITシステムによって、クライアント企業の業務の課題を解決する、円滑化させる」といった事業方針が大前提にあり、そのための手段としてITシステム+AIを組み合わせソリューションを行っていく形となることが多いです。

研究機関で働くAIエンジニア

国立大学の研究室、また、「産業技術総合研究所」や「理化学研究所」などの公的な研究機関でも、AI技術の研究開発が行われています。

そのような研究機関では、民間企業のように利益第一でなく、社会全体への貢献や、純粋に「知りたい」という動機で、AI開発が行える機会に恵まれております。

また、民間企業に比べ、結果や期限をシビアに求められず、一つのテーマを長く追及しやすいという利点もあります。

加えて、既存技術の応用ではなく、全く新しいAI技術を開発する「基礎研究」に携われる機会にも恵まれています。

ただし、その分求められる知識やスキルは高度なものが必要となり、採用は狭き門となってきます。

「常駐」で働くAIエンジニア

AIベンチャー企業やSIer系の企業の場合、自社のエンジニアをクライアント先に派遣し、「常駐」して働いてもらう制度としている会社も少なくはありません。

「常駐」というのは働き方の一種のことであり、自分の勤める会社ではなく、クライアント先のオフィスや外部のプロジェクトルームに席を置き、そこに直行直帰する働き方となります。

いわばお客さま先の環境で働くことになり、就業規則なども基本的には常駐先のルールに従う形となります。

外部の環境となるため、独特の緊張感や難しさもありますが、その分濃い経験を積みやすいという利点もあります。

一方で、メーカーなどに勤務するAIエンジニアの場合は、「自社開発」となるのが一般的であり、自分の勤める会社のオフィスで、自分の会社の同僚たちに囲まれながら開発できることが多いです。