「占い師」とは

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多様な占いの技法を駆使して、相談者の人生や日常生活上の悩みに対してアドバイスをする。

占い師とは単に占いをする人ではなく、相談者の人生に訪れるさまざまな悩みを占いの技と人生経験上のアドバイスでもって解決する存在です。

占い師のもとに持ち込まれる相談は恋愛、不倫、結婚、離婚、家庭問題、金銭問題、事業相談とさまざま。

中には法律的知識や心理カウンセリングが必要な相談もあります。

占い師に必要なのは日々精進すること。

相談者のためを思って誠実に対応することを忘れずにいなければならないと言われています。

占いが100%当たることはありませんから、中には顧客の「当たらなかった」という言葉に自信をなくす人もいます。

しかし、そこでくじけると占い師を続けるのが更に困難になってしまいます。

占い師に必要なのは、自分が占いで生計を立てていくという覚悟。

そして、相談者の言葉に惑わされない精神的な強さです。

「占い師」の仕事紹介

占い師の仕事内容

占いによって、相談者の抱える悩みを解決に導く

占い師は、相談者の話を聞いて問題点を探り、未来を占い、相談者の抱えているさまざまな悩みを解決に導く仕事です。

占う内容は恋愛問題や夫婦関係、金銭問題、キャリア、家族の病気など多種多様で、占いの環境は対面によるもののほか、電話やメールなどを用いて行うこともあります。

いずれの場合でも、相談者が何に困っているのか、何を知りたいのか理解するための「カウンセリング」を中心に、「タロット」や「六星占術」などの多様な技法を使いながら占いを進めていきます。

占い師の就職先・活躍の場

占いショップや自宅で働く人が多い

占い師の働き方は人によって異なり、相談者と直接話をする対面式の占いショップで占いをしている人もいれば、お互いに顔を見ずに電話やメールで相談を受ける形で自宅や事務所で占いをしている人もいます。

いずれの場合でも、一般的な会社員のように「就職」という考え方ではなく、個人事業主として仕事をする人が多いのが占い師の特徴です。

実力や人気さえあれば、自分の身ひとつで、さまざまな場所で占いをすることができます。

実際、普段は自宅で占いをし、企業などのイベントの際には依頼を受けて占いブースを出展するような働き方をする人もいます。

占い師の1日

1日の過ごし方は人それぞれ

一般的なオフィスワークの会社員とは異なる占い師の1日の過ごし方は、個々の働き方によってもずいぶんと変わってきます。

ここでは、ある占い師の1日の流れを紹介しましょう。

9:00 起床
夜遅くまで占いをしていたため、朝はゆっくりと起きます。

10:00 在宅勤務
日中は自宅で電話やメールでの占い中心。

13:00 出勤
午後からは所属している占いショップで働きます。夕方以降もお客さまが立て込みます。

20:00 退勤
シフトは日によって異なります。

22:00 勉強
占いの技術について専門書を読み、知識を深めます。

23:00 メール占い
空いている時間を使って、メールでの占いを行います。

占い師になるには

まずは占いのスキルを身につける

占い師になるための決まりきった方法はありません。

特別な学歴や資格も必要とされないため、誰でも占い師を目指すことができます。

ただし、職業としてきちんと稼げる占い師になるためには、占い師に必要な占術や話術を学び、磨き上げる必要があります。

占いのスキルは占いの学校に通ったり、プロの占い師に弟子入りしたりすることで学べます。

知識や技術を体系的に学んでからは、フリーランスの占い師として周囲の人を占いながらお客さまをつけていったり、占い会社に雇われたりして働くのが一般的です。

占い師の学校・学費

占い技術を学べるスクールや講座が多数ある

最近では占いを教える学校・スクールや講座が増えており、さまざまな占いを効率よく学べるようになっています。

ただし、占いの学校はあくまでも占いの技術を学ぶスクールで、卒業しても大学のような学歴にはなりません。

ひとくちに占いの学校といっても、占い団体が開設しているものから、個人が開く講座形式のスクールまで規模も内容もまちまちですが、こうした学校や講座で学んでも必ずしも占い師として成功できるとは限りません。

大事なのは、基礎的なスキルを身につけた後、実践の場でどれだけ自分自身を高めていけるかだといえます。

占い師の資格・試験の難易度

カウンセリング系の資格が役立つことも

占い師としての活動に必要な資格はとくにありません。

いくつかの占い学校や講座では卒業時に修了証書や免状を発行しますが、それがなければ仕事ができないということもなく、あくまでも履修証明程度の扱いです。

ただし、占い師として働くうえで役立つことがある資格として、心理カウンセラーやセラピスト関係の資格が挙げられます。

占いの場ではカウンセリングを行うことが多いため、こうした資格を取得することで相談者の悩みを上手に聞くスキルを身につけたり、相談者に安心してもらいやすくなるといったメリットがあります。

占い師の給料・年収

完全出来高制で収入を得るのが基本

占い師の給料・年収は、ほとんどの場合「完全出来高制」となっているため、給料は相談者が支払った料金の○%という形で計算されます。

会社に所属する場合、対面占いなら占い料金の4~5割程度が個々の占い師の収入となります。

個人事業主として働くのが一般的であり、社会保険や有給休暇などの制度も適用されません。

多くの占い師の年収は200万円前後とされていますが、人気占い師になれば収入を上げることができます。

占い師はいかにお客さまからの指名をとれるかが、収入アップのカギを握ります。

占い師のやりがい、楽しさ

自分の占いで人々の悩みを解決させられること

占い師の一番のやりがいは、自分を頼ってきた相談者が問題を解決して笑顔を取り戻すことです。

悩みを抱える人たちが占い師のアドバイスで少しずつ状況を改善させ、元気になっていく姿を見るのは、占い師にとってはとてもうれしいことです。

また、実力を磨いて多くのお客さまからの信頼を集めるようになると、予約が殺到するような人気占い師として活躍することができます。

厳しい世界ではありますが、自分の腕一本で食べていくのを目指せることも、占い師という職業の魅力だといえるでしょう。

占い師のつらいこと、大変なこと

お客さまに満足してもらえる占いをすること

占い師の元を訪れるお客さまの目的はさまざまです。

悩みに対して確かな解決策を提示してほしいという人もいれば、とにかく話を聞いてもらいたいという人もいます。

最近は当たることよりも心を癒すことを目的とする占い師も増えていますが、基本的には占いは当たらないと意味がありません。

占い師はどんなお客さまに対しても、占ったことに満足してもらえるよう、つねに緊張感を持ってお客さまに接する必要があります。

精神的なプレッシャーが大きな仕事であることは、占い師の大変な一面です。

占い師に向いている人・適性

占いが好きで、人の話をよく聞くことができる人

占い師の適性のひとつとして「カンの鋭さ」があります。

これは霊感のことだけではなく、直感やインスピレーションなど、いわゆる第六感が鋭い人のほうが占いの的中率を高められるといわれます。

そのほか、特別なスキルがないと占い師になれないと思われることがありますが、専門的な知識や技術は後からでも学べます。

それ以上に、さまざまな人と接することから常識的な考えを持っていること、そして相手の話をきちんと聞けるタイプの人が、占い師には向いています。

占い師志望動機・目指すきっかけ

占いで人を元気にしたいという思い

占い師を目指す人の多くは、「自分自身占いが好き」という人がほとんどです。

そして、もっと占いのことを知りたいと調べているうちに、占い師という職業に就こうと思ったと話す人が多いです。

占いを強く信じる・信じないは人それぞれですが、占いによって人の心を救うことができたり、笑顔を与えられたりするのも確かです。

そうした点に魅力を感じ、占い師として生きていきたいと考える人が多いようです。

また、タロットなど特定の占いの技に強い関心があり、それを究めていきたいと話す人もいます。

占い師の雇用形態・働き方

個人事業主として働く人が多い

占い師として働くための方法はいくつか考えられますが、一般的には、占いのショップや占い師を派遣する事務所に在籍している人が多いようです。

ただし、これは会社の社員として雇われるのとは異なり、個人事業主として独立して働くスタイルです。

一般的な会社員のような固定給や待遇は望みにくく、どうしても不安定な働き方になるでしょう。

なかにはアルバイトとして働いたり、別の仕事を持ちながら副業や兼業で占いの仕事をしている人もいます。

占い師の勤務時間・休日・生活

自分のペースで自由に働きやすい仕事

占い師の仕事は個人事業主的な要素が非常に強いため、基本的に働く時間や休みについての自由度は高くなっています。

占い会社に所属している占い師は、たいていの場合、所属会社に1週間もしくは1ヵ月のシフトを出して勤務時間を決めます。

そのため、別の仕事をしながら副業で占い師として働く人や、家庭と占いの仕事を上手に両立させている人もいます。

ただし、占い師はあくまでも客商売であるため、しっかりと稼ぐためには相談者の都合に合わせて仕事をすることも考えなくてはならないでしょう。

占い師の求人・就職状況・需要

占い師になること自体はさほど難しくない

占い師の需要は会社によって異なりますが、業界全体としては需要が高く、つねに求人募集が出ているような状態です。

これは占い師の給与システムが、仕事をした分だけ報酬を支払う「完全出来高制」であることも関係しています。

会社としては固定給を支払う必要がないため、相談者のニーズに合わせて柔軟に対応できるように多数の占い師を在籍させておくほうがメリットが大きいのです。

活躍できるかは個々の技量や経験によりますが、占い師として働くことはそこまでハードルが高くないでしょう。

占い師の転職状況・未経験採用

未経験者でも飛び込みやすい仕事

他の分野から占い師へと転職する際には、前職の経験が役に立つ場合があります。

たとえば営業職や接客業の経験者などは、顧客とのコミュニケーション術を身につけている場合が多く、相談者との距離を縮めるのがうまいため、占い師デビューした際に比較的早くに固定客がつく傾向があります。

なお、学歴や資格はまず問われないため未経験からでもスタートしやすく、本当に占いに真剣に取り組んでいきたい気持ちがあれば、まったく関係のない仕事から占い師へ転職することも可能です。

占い師の現状と将来性・今後の見通し

専業の占い師として安定的に活動していくのは難しい

インターネットなどを利用して占いを気軽に楽しめるようになった現代では、アマチュア~セミプロといった位置付けの占い師が増えているようです。

しかし、占い師として生計を立てるのは困難で、安定的な収入を得ながら活動するには実績を積み重ねて相談者の信頼を得る必要があります。

占いサービスが多様化しているなか、これからの占い師は自分の強みを持ち、それを上手に宣伝するスキルもさらに求められていくものと考えられます。

なかには別の仕事を持ちながら、アルバイトや副業の形で占い師として生きていく道を模索する人もいます。