女性のタクシー運転手

まだまだ女性の運転手は少ない

タクシー運転手は男性の仕事。そう考えている人も多いかもしれません。

全国ハイヤー・タクシー連合会の調査によれば、女性のタクシー運転手の割合は、全タクシー運転手の2.0%程度(2010年3月末現在)と発表されており、イメージ通り、やはり男性のほうが圧倒的に多い仕事であることは事実です。

しかし、決して女性だからといって働けない仕事ではありません。

タクシーをよく利用する人ならば、街でタクシーを拾うと、まれに女性運転手に出会うという経験をしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

いま、タクシー会社によっては運転手の高齢化などに伴う人材不足に悩んでおり、それを解消するため、積極的に女性の採用にも踏み切っているようです。

こうした流れのなか、今後も女性運転手は徐々に増えていくことが予想されます。

女性にとって働きやすい職場づくり

タクシーの運転自体は、男性であろうと女性であろうと、やる気さえあれば二種免許を取得して誰でもすることができます。

建設現場の仕事のように体力をそこまで使う仕事ではないため、女性だからといって体力面で不利になることはあまりないでしょう。

ただし、ほとんどの法人タクシーでは、出勤日は1日に15時間程度働くという独特のスタイルをとっています。

この場合、拘束時間はどうしても長くなってしまうため、育児や家事と両立させたいという場合には家族の理解が必要になるでしょう。

最近では女性運転手が安心して働けるように、防犯用に車内カメラを設置したり、社内のトイレや休憩室などを整えたりといった取り組みを行うタクシー会社も出てきています。

また、一部のタクシー会社では「夕方までの勤務でOK」といったような、フレックス制を採用するところも登場しています。

こうした取り組みを行う会社が増えれば、女性のタクシー運転手もより増えていくものと考えられます。