航空整備士の志望動機

航空機が大好き

航空整備士の志望動機として最も代表的なものは、「航空機が大好き」であることです。

幼い頃から空港で航空機を見てはワクワク、知らない機種を見つけると興奮して、「自分も航空の仕事に携わりたい!」といった憧れの気持ちをきっかけに目指す人が多いです。

また、“好きこそものの上手なれ”ともいいますが、難しい専門知識や技術を身につけるには、航空機に強い興味関心を抱き、それに接している時間が幸せでたまらないと思えるくらいでちょうどよいのです。

ただし、ただ好きなだけや憧れだけでは務まらない大変な仕事でもあります。もし航空機の整備が甘ければ、フライト中に命に関わる大事故を引き起こす可能性もあるため、常に責任感とプレッシャーがのしかかります。

また、働きながら一等航空整備士など、より上級の資格に向けた勉強もしなければなりません。明確な目標なしに働くことができない世界なので、「この仕事でプロになりたい」という強い熱意と覚悟が必要です。

メカニズムの追究や機械いじりも好き

航空機の整備では細かな部品をいじるため、飛行機が好きなことに加えて、機械いじりが得意もしくは好きな人や、新たなメカニズムを知ることに興味を持てる人も、よくこの仕事を目指しています。

逆にいえば、機械の仕組みや専門用語も多数覚えなければならないため、機械がまったくの苦手という人には、勉強がかなり厳しいと感じられるかもしれません。

座学も欠かせませんが、体を動かして身につけていくことも多いため、自分の目で確かめて頭をフル回転させ、手を動かして働きたいという人にはピッタリの仕事といえます。

航空機の安全を守る

しかし、航空機や機械が好きであるだけでは、厳しい仕事を長く続けていくことに辛いと感じることもあるはずです。そこで、モチベーションとなるのは「自分の手で航空機の安全を守る」という使命感です。

いくら優秀なパイロットがいても、整備作業が終わらず整備士がOKを出さなければ、フライトは決行できません。航空機の安全は、整備士の手にかかっているともいえるのです。

決して派手な仕事ではありませんが、強い責任感や使命感は整備士の志望動機の根幹を成すものとして、とても大切なものとなるでしょう。