警備員の資格・検定

警備に関する多くの資格がある

警備員になるには、特に資格は必要ありません。警備会社の採用試験に合格をして研修を受け、現場に出れば晴れて警備員になることができます。

しかし、実際には警備に関する資格がたくさんあります。これはなぜでしょうか。こういった資格のほとんどは、有資格者を一定の比率で配置しなければならないという性格のものです。

ある現場に警備員が10人配置されている場合、そのうちの最低1人は所定の資格を持っていなければならないというケースは多く、それぞれの業務や現場に応じて必要な有資格者は法律で定められています。

たとえば、大きな幹線道路で交通誘導をしている警備員は「交通誘導検定」という資格の2級以上を持っています。この資格を持っていない人は国道や高速道路などの交通誘導に携わることができないと定められているからです。

引く手あまた!検定資格

警備員に関する資格には、以下のようなものがあります。

・施設警備検定
・空港保安警備検定
・交通誘導警備検定
・雑踏警備検定
・貴重品運搬検定
・核燃料運搬警備検定

いずれも資格名を見ると、どんな業務に必要な資格なのか想像がつくかもしれません。

貴重品運搬というのは、主に現金輸送車の警備を指しています。テレビ番組で何億円もするような高額品が登場する際、必ずそのそばに警備員が立っている光景を目にしますが、これは貴重品運搬検定の有資格者です。

法律によって有資格者を配置しなければならない基準が決められているため、こうした資格を有している人は警備会社からの需要が高く、就職には非常に有利になります。

これから警備員になろうと考えている人、すでになっている人それぞれが有資格者を目指すべきだと言われるのは、まさにこのためです。

指導者の資格で管理職への道も

上記の資格は、スキルを必要とする警備業務の検定資格ですが、その一方で警備員の指導育成業務に必要な資格もあります。

それは警備員指導教育責任者という資格で、これを取得していると警備会社の中で教育、指導的なポストに就くことができるようになり、警備業界で指導者を目指す人にとっては必須の資格となっています。

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