女性の警備員のキャリアパス・結婚後の生活

女性の警備員の現状

警備員の世界でも女性の活躍は確実に広がっています。

平成30年度の警備業の概況によると、警備員数全体の6.1%、臨時警備員では10.7%が女性警備員です。

警察庁:平成30年における警備業の概況

警備員という職業柄、力強い男性のほうが良いというイメージがありますが、近年では女性ならではの柔らかいイメージのほうが向いているという現場が多くなっています。

女性警備員のニーズが高まるにつれて、今では一定比率は女性警備員を確保するという採用活動を行う警備会社が多くなってきています。

女性の警備員の強み・弱み

女性ならではの強みを生かして

たとえば、警備中に不審者を見つけた際に該当者が女性だった場合、ボディチェックを行うことがありますが、たとえ不審者であったとしても男性警備員がするわけにはいきません。

そのため女性の警備員に出動要請が出ることもあります。

また、多くの人が利用する公共施設やショッピングセンターなどでは、屈強な男性警備員が応対するよりも、女性警備員の印象が良いという評判もあるようです。

特に女性客が多いイベントや施設については、女性警備員を表に立てて、男性警備員は何かあった時に駆けつけるという態勢にしているケースも多いようです、

警備業務のなかでも女性でないと担当できないような業務は数多く、警備会社に入ってくる依頼の中に女性警備員を要望しているものが少なくありません。

女性も働きやすい環境づくり

女性が警備員の仕事に就く際に考える最大の懸念は、身の危険でしょう。

力の強そうな男性とトラブルになってしまった時に女性だと対処できないのではないか、という心配がつきまとうものです。

しかし、近年こうした懸念は大幅に解消されています。

どの警備会社も女性警備員を採用したいため、女性は採用時や待遇面でも優遇される傾向があります。

何かあった時に男性警備員が駆けつけてくれる態勢だけでなく、深夜勤務がないことなど、女性が働きやすい環境整備が着々と進められています。

警備員の結婚後の働き方・雇用形態

警備員の仕事はさまざまあり、なかには週1から、数時間から働けるという現場も少なくありません。

仕事量を減らすために正社員からアルバイトになる人もいますが、家庭と仕事の両立をすることは十分可能です。

警備員は子育てしながら働ける?

子育てをしながら警備員をすることは決して難しいことではありませんが、近年では女性が働きやすいよう配慮している警備会社も増えてきています。

過度に危険な現場を避けたり、シフトや時間に融通の利く現場を任せたりと、子育てをする女性でも働きやすい環境が整ってきています。

また、警備員の仕事は経験を生かせる仕事のため一度離れたとしても再就職しやすく、子どもが大きくなってから再度警備員として働く人も多いようです。

警備員は女性が一生働ける仕事?

警備員は年配の女性が働いている現場も多くあり、一生働ける仕事といってよいでしょう。

体力さえ続けば、女性でも警備員として活躍できる現場は数多くあります。

また近年はITやAI化が進み、現場に常駐せずとも警備会社内やコントロールセンター等で監視ができる仕事も増えつつあります。

今後は少子高齢化の影響や女性ならではのきめ細かい対応が求められる女性警備員の需要が増えることが考えられ、ますます活躍できる場が増えていくと考えられるでしょう。