女性の海運会社社員

海運業界は男性社会?

海運業界は、昔から男性中心の仕事といわれてきました。

各業界において女性の活躍が目立つようになった現代も、海運会社で働く人の多くは男性であり、まだまだ女性社員の数はさほど多くないのは確かです。

しかし、以前に比べれば、業界全体で少しずつ女性の割合も高まりつつあり、大手海運会社では陸上総合職として入社する新卒社員の1割程度は女性といわれています。

この数字をどう見るかは人によって異なるでしょうが、男性中心の業界であってもイキイキと活躍している女性は少なからずいますし、キャリアを磨いて管理職に就いている女性も増えています。

とくに「ダイバーシティ」なる言葉が一般的になってきた最近は、各社とも女性を積極的に採用し、さまざまな個性や価値観を持つ社員を集めて強い組織を作ろうとする傾向にあります。

これから海運会社を目指したい女性にもドアは大きく開かれているといえますが、女性の働いている様子が気になる場合は、会社説明会などの際に質問してみるとよいでしょう。

海上職の女性社員もいる

航海士や機関士といった海上職についてはどうでしょうか。

陸上勤務の仕事に比べると、やはり女性の割合はだいぶ小さいといえます。航海によっては、乗組員のうち女性は一人だけということもあるでしょう。

しかし、最近では海上職についても少しずつ女性が増えており、とくに大手企業では複数の女性乗組員が同じ船に乗るケースも出てきているようです。

まだまだ女性の海上職は珍しい目で見られてしまう面もあるかもしれませんが、これから時代が進むにつれ、さらに女性の航海士や機関士は増えていくものと思われます。

航海士の仕事

仕事内容は多岐にわたる

なお、女性社員が仕事内容などにおいて男性社員と差別されるようなことはありません。

海運会社では、総合職だけでも営業、船舶管理、造船技術、企画開発、経理・財務、人事など多岐にわたる仕事があり、さまざまな仕事に挑戦できるチャンスが得られます。

女性社員の増加にともなって産休や育休の制度を充実させる企業も増えており、女性が家庭を大事にしながら仕事を安心して長く続けられる環境が整いつつあります。