予備校講師のやりがい・楽しさ・魅力

予備校講師のやりがい・楽しさ

結果がモチベーションに

予備校には、学校の授業についていけない、志望校に受かるためには偏差値が足りないなど、切実な悩みを持つ生徒が集まります。

大学受験や資格取得といった場面は人生に大きく関わることも多く、教え方次第では生徒の人生を左右してしまうため、責任は非常に重いです。

反面、学校の成績や模試の点数がアップした、志望校に合格できたなど、生徒が目標を達成したときの喜びはひとしおで、大きなやりがいを感じる瞬間です。

生徒の学力をアップさせるために積み重ねた努力は、結果としてクオリティの高い授業につながり、生徒からの評判も高まります。

努力をすればするほど、予備校講師としてのやりがいを感じることができるでしょう。

生徒からのダイレクトな反応

通信型などの特殊な例を除き、予備校講師は生徒と直接触れ合う仕事です。

授業の良し悪しが生徒の視線や態度からダイレクトに感じられるので、いい反応を得ることができれば励みになりますし、逆の場合は教え方の改善に繋げることができます。

1回1回の授業が腕試しとなり、そのつど試行錯誤を重ねることで着実にステップアップできるでしょう。

また、ときには生徒から直接授業の感想や保護者から感謝の声が届くこともあります。

予備校講師として日々努力を重ねる中で、生徒や保護者からの声は何にも代えがたい喜びになるでしょう。

自分らしさを売りに

予備校講師は実力主義のシビアな世界です。

予備校講師として生き残るために、一人ひとりが熱心に授業研究をし、仕事に取り組んでいます。

「予備校は学校より熱心に指導してくれる」という声がありますが、その背景にはこういった切磋琢磨があるのでしょう。

大勢の予備校講師の中で自分を突出させるためには、自分にしかできない教え方を見つけることが必要です。

それには自分なりの授業の仕方や入試対策だけでなく、人間的な魅力も重要な要素で、こうした個性を生かした授業ができるのは、自由度の高い予備校講師ならではの特権です。

学校では自分らしさ押し出していくことは難しいため、個性を生かしたい教育業界志望者にとっては、予備校講師はこの上ない活躍の場といえます。

予備校講師の仕事内容

20代で正社員への就職・転職

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予備校講師の魅力

自分の成長につながる仕事

予備校講師の仕事は、生徒に実力をつけさせることで。学校の教師以上に「教える」ことに特化した存在といえます。

「この科目のことなら何でも知っている」という自信がなければ、難関大学をめざす生徒に勉強を教えることはできません。

担当する科目の内容はもちろん、大学入試の出題傾向まで熟知し、どんな生徒でも理解できるように授業を行うことで、生徒とともに自分自身を成長させることができます。

結果が目に見える

予備校講師は、自分の努力が生徒の成績アップや合格実績など目に見える結果として返ってきます。

教えることに情熱を注ぐほど大きなリターンが得られることは、予備校講師という仕事の大きな魅力といえます。

自分に合った教え方ができる

生徒が予備校を選ぶときと同様、予備校講師をめざす人にも幅広い選択肢が存在し、一斉授業型をはじめ、個別指導型、通信型などさまざまなスタイルがあります。

「大人数の前で話すのは苦手」「一対一でしっかり教えたい」という人も、自分に合った予備校を選ぶことができます。

また医学部、体育大学、美術大学などの受験を専門とする予備校もあり、これらの大学をめざす人や出身者、専門性の高い科目を得意とする人は、こうした専門予備校の講師を視野に入れてもいいでしょう。

人気が出れば高収入の可能性も

予備校講師の大きな魅力は待遇です。

平均年収は一般的な職業に比べるとやや低めですが、実力に応じて昇給が見込める上、人気が出ればより待遇の良い大手予備校からオファーが来ることもあります。

なかにはカリスマと呼ばれ、桁違いの年収を得たり、執筆やメディア出演などマルチに活躍したりする予備校講師も多くいます。

全国的に名を馳せる予備校講師は一握りの存在ではありますが、向上心のある人にとって実力主義の予備校講師は魅力的な仕事といえるでしょう。