予備校講師と高校教師の違い

予備校講師と高校教師の仕事内容の違い

予備校講師も高校教師も生徒と接する職業ですが、それぞれに役割が異なります。

高校教師は授業のほかに、生活指導、部活動の指導、保護者との面談など、さまざまな仕事を行います。

社会的常識を教える役割も担っており、学業を教えるだけでなく生徒を一人の人間として成長させるのが高校教師の務めといえるでしょう。

一方、予備校講師は勉強を教えることに特化した存在です。

わかりやすく授業を行い、生徒の成績アップや志望校合格をサポートします。

一見シンプルではありますが、その分求められる授業の質は高くなります。

担当する科目のプロフェッショナルとして勉強方法を教え、生徒の目標達成に向けて後押しするのが予備校講師の役割です。

高校教師の仕事

予備校講師と高校教師のなる方法・資格の違い

高校教師になるためには、まず教員免許を取得することが必要です。

教職課程のある大学で教職課程を修了し、1種免許状または大学院で取得できる専修免許状を取得します。

その後教員採用試験に合格することができれば、高校教諭として働くことができます。

一方、予備校講師になるために資格は必要なく、大卒以上の学歴や留学をはじめ学力を裏付ける経験があればだれでもなることができます。

予備校講師と高校教師の資格・必要なスキルの違い

予備校講師と高校教師の大きな違いとして挙げられるのが、教員免許(教育職員免許状)の有無です。

教職課程を修了して教員免許を取得し、かつ教員採用試験に合格しなければ高校教師になることはできません。

それに対して予備校講師は、資格を必要としない職業ですが、大手予備校や難関大学専門の予備校は学歴重視の傾向があり、有名大学卒の講師が大半です。

勉強を教える立場に立つ以上、学歴は重要なバロメーターになるのです。

予備校講師と高校教師の学校・学費の違い

高校教師になるためには、教職課程をおく大学または大学院への進学が必須です。

大学によって、また進学する学部・学科によって取得できる教職科目は大きく変わるためあらかじめ注意が必要です。

予備校講師の場合、資格は求められない一方で、一定レベルの大学を出ていることが求められます。

学歴は高ければ高いほど評価され、難関校受験クラスなど、ハイレベルな仕事を任せてもらいやすくなります。

予備校講師と高校教師の給料・待遇の違い

高校教師は多くは公務員として働くため待遇も安定しており、平均勤続年数が長いのが特徴です。

給与もキャリアに応じて上がっていくため、一般的な職業よりも平均年収が高く安定した収入が見込める職業といえます。

予備校講師は、基本報酬×担当コマ数で給与が計算されることが多いため、実力が認められて担当コマ数が増えればそれだけ給与もアップし、なかには年収数千万円を稼ぐ人気予備校講師もいます。

高校教師に比べると、予備校講師は実力があれば若手でも高収入を得ることができるというメリットがあります。

予備校講師と高校教師はどっちがおすすめ?

高校教師と予備校講師、どちらの職業も進学・就職を控えた生徒を支える重要な役目を果たします。

教育に携わりたい人にとって、どちらも非常にやりがいのある仕事といえるでしょう。

一方で教育に携わる職業でありながら生徒への関わり方は異なり、さまざまな面において違いがあるため、自分の目的や特性に応じて職業を選択する必要があります。

とくに高校教師になるには大学・短期大学・大学院で教職課程を修了する必要があるため、できるだけ早い段階での意思決定をすることが大切です。