予備校講師のつらいこと・大変なこと・苦労

予備校講師のつらいこと・大変なこと

常勤、非常勤ともにハードワーク

非常勤の予備校講師の給与は歩合制です。

担当する授業数が多いほど収入が増えるシステムですが、新人のうちはコマ数も少ないため、他の予備校や家庭教師などと掛け持ちで働くことが多くなっています。

それぞれの授業の準備や移動などにあてる時間を考えると、かなり忙しいスケジュールをこなすことになるでしょう。

また、常勤の予備校講師も勤務時間は長めです。

常勤の場合は、基本的に校舎が開いている時間がそのまま勤務時間になります。

朝から夜間まで授業を行っている予備校もあれば、自習室を深夜まで開放している予備校も珍しくありません。

さらに受験、入学シーズンには生徒を集めるための資料作りや高校前での資料配布などの広報業務も手がけるため、多忙な日々が続くことになります。

オフシーズンがない

予備校に通うのは高校生から社会人が中心で、学生が一斉に休みになる長期休暇の時期には予備校は繁忙期となります。

夏期講習や冬期講習をはじめ、予備校によっては年末年始に集中講座を行うところも少なくなく、一般的な長期休暇は休むことができません。

また、最大の山場である大学受験シーズンを乗り切ると、直後に春期講習や新入生への対応が控えています。

一年を通して繁忙期ともいえるハードスケジュールが続き、そのなかでどれだけ授業の質を上げられるかが予備校講師の課題といえるでしょう。

予備校講師の悩み

業界全体が厳しい状況

少子化や不況の影響で大学受験の現役志向が高まり、予備校業界も事業縮小・再編などの経営改革を余儀なくされています。

予備校の存亡がかかっている分、人気のある予備校講師の獲得競争は激化しています。

確実に実績をあげ、実力を認められなければ、予備校講師として生き残っていくのは難しいのです。

生徒とのコミュニケーション

予備校講師は、生徒の学力アップ、そして志望校合格のために学習指導をしています。

しかし生徒側が必ずしもよい結果を残してくれるとは限りません。

学習意欲が低い生徒、なかなか成績が延びない生徒もいます。

ときには、学習にストレスを感じ反抗的な態度に及んだり、指導方法に反発して来たりする生徒もいるでしょう。

予備校には講師だけでなくチューターと呼ばれる生徒との橋渡し役がいますが、それでも生徒とのコミュニケーションに悩む講師は少なくありません。

予備校講師をしている限り生徒への指導方法やコミュニケーションに悩まない日はないともいえますが、共に悩み成長していけることは、予備校講師の魅力であるともいえます。

予備校講師を辞める理由で多いものは?

予備校講師は実力第一主義の世界です。

どれだけ教育に対する情熱を持っていても、結果が出せないと優秀な予備校講師としては認められず、この業界を去っていく人は後を絶ちません。

予備校講師の雇用形態は1年契約であることが多く、評価の低い予備校講師は契約が更新できないこともあります。

非常にシビアではありますが、指導内容によって生徒の人生を左右する以上、並々ならぬ努力が必要なのがこの職業です。