陶芸家の仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介

陶芸家の仕事とは

陶芸家の仕事は、食器や花瓶、壺やオブジェなどの焼きものを作り出すことで「陶工」ともよばれます。

この焼きもの作りは多くの工程に分かれており、一つひとつの作品を作り出すまでに長い時間と手間がかかっています。

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陶芸家の業務の内容

焼きものの制作

焼きものにはさまざまな種類があります。

焼きものをつくるには、土の種類や焼き方、焼く温度、焼きものに釉薬を塗るか塗らないかなどを決めていきます。

また形をつくるにも、手びねり、型を使う方法、電動や手動のろくろを使う方法など多くの手法があります。

こうした使い分けることにより、自分の作風を見出し、作品を作り上げていきます。

作品の販売

芸術家の主な仕事は焼きものづくりですが、どんなにいい作品をつくっても、アトリエにこもっていては、作品は売れません。

完成した作品は展示販売会に出品することもあれば、工房で直接販売することもあり、近年ではインターネットのオンラインショップで販売するケースも増えています。

百貨店やインテリアショップ、雑貨店などに商品を置いてもらいたい場合は、陶芸家自身がこうした店舗に出向いて交渉をすることもあります。

陶芸家というと「自分の工房で黙々と作品を作っている」という印象を持っている人もいるかもしれませんが、実際には販路拡大のために積極的に行動している人も多いのです。

長い時間と手間をかけて生み出した作品を多くの人に届けるためには、人脈を広げてチャンスを増やすことが重要です。

陶芸家の役割

陶芸家は、陶芸の良さや魅力を伝え継承していくという役割を担っています。

陶芸は古くからある芸術で、現代でも芸術や伝統芸能として人気を集めています。

陶芸家は土を使い、形を作り上げていく文化を後世に伝えていかなくてはなりません。

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陶芸家の勤務先の種類

ほとんどの陶芸家はフリーランスで活動しています。

自宅や工房、また窯元で働きますが、仕事をする時間帯や1日の労働時間は人によってまちまちです。

芸術家としての側面もあるため、収入は安定せず、作品が売れなければ収入ゼロという月もあります。

逆に、作品が高額で売れれば数ヶ月分の収入になることも少なくありません。

陶芸家として一人前になると、自分の事務所を立ち上げたり、弟子を雇って後続を育てたりする人もいます。

陶芸家の仕事の流れ

デザイン

陶芸家が最初にすることはデザインです。

食器を作るのであれば、どのくらいの大きさで、どんな形で、どんな色で、どんな柄で、何を食べるときに使うものなのか、しっかりとイメージを膨らませながら図案を描きます。

この際に、どのような材料を使うか、どれくらいの工程が必要かを考えた上で、大まかな売値を決めてくことも大切です。

制作

次に材料となる土をこねて、自身の手やろくろと呼ばれる回転台を使いながら形にしていきます。

土に命を吹き込むための大切な工程であり、力の入れ方やろくろの回転のスピードによって形が決まるため、とにかく集中しながら作業することが大切です。

乾燥

形ができあがったら、土の中の水分を抜くために乾燥させます。

ここで乾燥させておかないと、窯で焼いたときに中の水分が膨張して器が割れてしまうことがあるため、手を抜くことができない工程です。

しっかりと乾燥させたら、一度素焼きをし、そこに下絵をつけたり、釉薬と呼ばれる薬をかけたりして、少しずつ完成品へと近づけていきます。

本焼き

ようやく最後の大仕事である、本焼きを行います。

1200~1300℃ほどの高温の窯の中でじっくりと焼き上げて、作品を仕上げます。

この作業はベテランの陶芸家でも難しいもので、火加減や窯の中の温度変化が思うようにいかなかったときは、作品が割れてしまったり焼きムラができてしまったりすることがあるため注意が必要です。