陶芸家になるためにはどんな学校に行けばいい?(大学・高校・専門学校)

陶芸家になるための学校の種類

陶芸家を目指す人のために、全国各地に陶芸を学ぶことができる学校があります。

美術系の大学や公立高校、民間の専門学校などさまざまな進路から選択することになるでしょう。

陶芸家になるには

陶芸家になるための大学

陶芸を学べるところは美術系の大学に多くあります。

「東京藝術大学」では、美術学部の工芸科で陶芸を専攻することができます。

他にも、「多摩美術大学」の工芸学科や「女子美術大学」のデザイン・工芸学科、「大阪芸術大学」の工芸学科、「京都造形芸術大学」の陶芸コースなどでも、陶芸を学ぶことが可能です。

陶芸家になるための専門学校

大学や高校などの教育機関以外にも、民間の専門学校で陶芸を学ぶことができます。

全国各地に民間の陶芸学院や陶芸学校があります。

たとえば神奈川の「横浜いずみ陶芸学院」や京都の「京都伝統工芸大学校」や島根の「奥出雲陶芸研究所」などがあげられます。

大学は4年、高校は3年の履修期間が必要であるのに比べると、民間の専門学校は半年~3年ほどと流動的なカリキュラムになり、より陶芸に特化した勉強をするのが特徴です。

陶芸家になるための高校

あまりよく知られてはいませんが、実は県立の高校にも、陶芸を学ぶことができる学校があります。

「セラミック科」という名称が多く、主に工業高校に開設されており、セラミック・窯業・陶芸などを学びます。

そのほか、神奈川県立の「上矢部高校」など美術陶芸コースがある学校もあります。

多治見焼で有名な岐阜県には「多治見工業高校」に専攻科(陶磁科学芸術科)がありますし、波佐見焼で有名な長崎県には「波佐見高校」に陶芸デザインコースがあります。

私立の美術大学となると授業料もそれなりにかかります。

しかし県立の高校であれば費用を安く抑えて勉強をすることができるので、授業料の心配をせずに入学できるという点では大きな魅力があるといえるでしょう。

早い段階から陶芸に興味を持ち、将来は絶対に陶芸家になると決めているような人の場合は、このような高校に進学するという選択もよいでしょう。

独学で陶芸家になれる?

独学で陶芸家になることも可能ですが、現実としてはまず陶芸の基礎を教わり、そこから自分で試行錯誤を重ねるという人が多いようです。

学校に進学する方法以外では、陶芸家が主催している陶芸教室で個人指導を受けるという方法もあります。

また、工房に職人見習いとして就職する、窯元に直接指導を受けて技術を学ぶという方法もあります。

特に焼きものの産地などでは人を募集していることが多いので、直接弟子入りするのもひとつの方法です。

陶芸家の学校選びのポイントは?

陶芸家を目指す上で、学校に通い基礎知識やスキルを身に付けることは大切なことです。

一方、独自の感覚や生まれもった能力を伸ばすという観点では、進学は遠回りになったり、オリジナリティのない作風になってしまったりする危険性もあります。

進学を考える際は、自分がどのような陶芸家を目指すのか、進学して何を学びたいのかをしっかりと考えておく必要があるでしょう。