塗装工に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
細やかな作業が得意な人
塗装というのはただ単に塗ればいいというわけではなく、美しい見た目になるように丁寧に仕上げる技術力が求められます。
大雑把な性格の人よりも、手先が器用で細やかな作業が得意な人のほうが適任でしょう。
また、美術的なセンスも必要とされるので、昔から絵を描くのが好きだった人や色彩のセンスがある人もその能力を発揮することができます。
「自分の手で何かを作り上げたい」という思いがあるクリエイティブな人にとっても、夢を実現できる職業です。
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体力がある人
塗装工の仕事は基本的に肉体労働です。
外壁や屋根の塗装の場合、朝から晩まで屋外で働くことになりますし、夏場は日差しが照り付けるなか大量の汗をかいて作業をすることもあります。
仕事中は座ったまま作業をするようなことはほとんどなく、立ちっぱなしや中腰、しゃがみっぱなしなどの不安定な体勢を続けることも珍しくありません。
重いペンキを何缶も運んだり、高いところに手を伸ばしてローラーや刷毛で作業をしたりすることもあります。
腰が痛くなる、足が重くなる、腕が上がらなくなる、などの身体的な不調に悩まされる人も多いので、とにかく健康的で体力がある人のほうが長く続けていける仕事です。
臭いに敏感ではない人
塗装工の仕事は、どうしても塗料の臭いと切り離すことができません。
ペンキを扱ったことがある人であればわかるように、塗料の種類によっては特有の強い臭いがあり、嗅覚が敏感な人であれば頭が痛くなったり気分が悪くなったり吐き気を催したりすることがあります。
もちろん、最初は辛くても、毎日作業をするうちに少しずつ慣れることはできるのですが、もともと香水やアロマの香りさえも受け付けないような人にとっては塗料の臭いのなかで働くことは苦痛になるかもしれません。
デリケートな人よりも「臭いはあまり気にならない」という体質の人が向いている仕事なのです。