塗装工の種類

建築塗装をする塗装工

塗装工が手がける仕事はさまざまです。

最もイメージがわきやすいのは、住宅やビルなどの建物を塗装する「建築塗装」を行う塗装工ではないでしょうか。

外壁や内装など塗装する場所に合わせて塗料を使い分けますが、基本的にはローラーや刷毛やスプレーを使って手作業で行うことが多いのが特徴です。

建築の現場では足場を組んで作業することも多いので、高所が苦手ではない人のほうが向いているかもしれません。

板金塗装をする塗装工

自動車の工場で働く塗装工の場合は、新車のボディや部品の塗装を担当していることもあれば、「板金塗装」といって、中古車や事故車の板金作業と塗装作業を手がけていることがあります。

板金というのは自動車をハンマーや当て盤などの工具で叩いたり引っ張ったりして傷を修復する作業のことで、この作業が終わったあとに今度は傷ついたり剥げたりした箇所を塗装することで外観を元通りに近付けることができるのです。

塗装だけではなく自動車に関する知識が必要なので、より専門性の高い仕事といってもよいでしょう。

デザイン塗装をする塗装工

工芸品や家具などを完成させるためのデザインとして塗装をする仕事もあります。

「デザイン塗装」では木製のテーブルや椅子の木目をより美しく見せるためにオイルやペンキを塗ることもありますし、花瓶やオブジェに細やかな装飾を施すこともあります。

手先が器用で細かい作業が得意な人、そして優れた色彩感覚やデザインセンスのある人だけが就くことができる仕事です。

ロボット塗装をする塗装工

近年では工場の機械化が進み、大規模な企業では塗装用のロボットを導入しているところもあります。

「ロボット塗装」は速度や動作、リズムを一定にすることでムラなく効率よく塗装ができるのが最大の特長です。

専門のオペレーターがついている場合もありますし、塗装工がロボットを操作しながら仕上がりをチェックしたり細かい作業をサポートしたりすることもあります。