塗装工の資格

塗装技能士の資格

塗装工として働くうえでは特定の資格や免許は必要ありませんが、自分の実力を証明するために塗装に関する資格を取得している人は多いようです。

代表的なものとしては「塗装技能士」の資格があります。

塗装技能士は厚生労働大臣が認定する資格で、受験者のレベルに応じて一級、二級と試験内容が分かれています。

学科試験と実技試験がありますが、実務経験のある塗装工であればそれほど難しくない内容だといわれています。

就職前にこの資格を取得しておく必要はないので、仕事をしながら取得をめざすとよいでしょう。

また、塗装工として独立して専門事業を営む場合は、建設業務法に基づく「塗装工事業」の許可を申請する必要があります。

足場作業主任者の資格

塗装工は建物の工事現場で働くことも多く、ときには高層階のビルや二階建ての住宅などの塗装の際に足場を組んで作業をしなければいけないこともあります。

この作業自体は足場を組むプロフェッショナルである作業員に任せることも多いですが、塗装工がこの作業ができると仕事の幅が広がるので資格の取得をめざす人が多いのです。

一般社団法人である労働技能講習協会の「足場の組み立て等作業主任者技能講習」を受けると修了証を交付してもらうことができます。

足場の組立て等作業主任者技能講習

また、塗装工が塗料を使って安全に作業するためには、シンナーなどの有機溶剤に関する知識が必要です。

こうしたことを踏まえて「有機溶剤作業主任者技能講習」を受ける人もいます。

有機溶剤作業主任者技能講習

カラーコーディネーターや色彩検定の資格

塗装の作業自体には直接関係ありませんが、資格を取得することでセンスを磨けるものもあります。

たとえば「カラーコーディネーター」や「色彩検定」は、それぞれの色味が持つ視覚的な効果や上手な活用の仕方を学ぶことができるので、色彩について勉強したいという塗装工にとって役立つ資格です。

実務に慣れて余裕ができた頃にステップアップの一環として挑戦してみるとよいでしょう。