女性の塗装工

男性中心の業界

多くの塗装工が働いている建築の現場は、昔から男性中心の業界として知られています。

塗装工だけではなく大工や土木作業員、重機オペレーターなどの仕事はいずれも肉体労働なので、体力のある男性のほうが活躍しやすいという事情はあるのでしょう。

もちろん、女性がこの職業に就けないわけではありません。

塗装の仕事は知識や技術があれば性別に関係なく作業することができるので、女性の塗装工として現場に立っている人もいます。

肉体労働には覚悟が必要

それでは、女性が塗装工をめざす場合、どのようなことを注意しなければいけないのでしょうか。

まず、塗装の作業は重いペンキを何缶も運んだりローラーや刷毛で一日中色を塗ったりすることがあるので、ある程度の体力が必要なのは間違いありません。

外壁の塗装の場合は朝から晩まで屋外で作業することになるので、夏は紫外線で肌が日焼けしたり髪が傷んだりしてしまうこともあります。

自分で対策を取ることは可能でも完全に防ぐことは難しいので、屋外で働く大変さを理解した上でこの業界に飛び込んだほうがよいでしょう。

また、塗装の仕事は、作業中にどうしても塗料が飛び散ってしまうことがあります。

髪の毛や顔、作業着にたくさんのペンキが飛んでしまうので、汚れることが気にならない女性のほうが向いている仕事です。

着替えや休憩の環境が重要

女性が塗装工として働くことをめざすのであれば、就職前に着替えの場所やトイレがあるのかどうかは必ず確認しておいたほうがよいでしょう。

たいていの工事現場は男性が中心なので、女性用の休憩室やトイレをわざわざ用意しているところはめったにありません。

男性の作業員が着替えた後に交代で部屋を使わせてもらって着替える、同じトイレを使用する、ということも珍しくないので、このような労働環境に不安がある人は就職前にしっかり相談をしたほうが安心です。