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仕事体験談

自分なりの目標ややりがいを見出していくこと

回答者 : 寿司太郎さん(男性/25歳)

職業名 : チェーン店 寿司職人現在の状態 : 経験者経験年数 : 4年

仕事内容
神奈川県内にある某大手飲食チェーン店における料理長兼店長を4年ほど勤めておりました。

店舗規模としては従業員数20人ほど、客席数100席ほどの料理店で毎月の売り上げが400万~700万程度でした。

学生時代は化学を専攻しており、正しい手順で実験を行い、何度でも再現を可能にする化学の概念と、正しい手順で食材を調理し、何度でもおいしい料理を提供する料理の本質に共通点を見出し、この職業に就きました。
仕事のやりがい
もちろんおいしい料理を作り、お客さまに喜んでいただけることがやりがいではあるのですが、私の場合それ以上に人と人とのつながりが増えることにやりがいを感じました。

当時私の店によく来店していただいていたご家族(母父娘)がいたのですが、その娘さんが大学生に進学される際その親御さまから、「こちらの店で娘をぜひ働かせて欲しい。このお店なら安心してアルバイトをさせられる」と仰っていただきました。

よっぽどの信頼がない限りこのようなお言葉をいただけるわけがないと、その当時の私は大変興奮した記憶があります。
覚悟しておいた方がいいこと
人は生きている以上食事を取らなくてはなりません。

またその食事というものは単に生命活動を維持する目的だけでなく、さまざまなコミュニケーションの場として古来より使われてきたため、今後も飲食店がなくなるということは絶対にありえません。

しかし他の業種と決定的に違う点が、その労働時間の異常なまでの長さです。

一日14時間労働など当たり前で、休日も月に二日しかとれない、などザラ。

また単に料理の腕前が良いから売り上げが伸びる、などという時代でもありません。
給料・待遇
基本的年齢=給料という店が多いように思えます。

もちろん成績がよければその分給料も増えますし、私の場合23歳当時で手取りで35万程度頂いてた時期もありました。

年収でいうと300万~500万程度が多く、マネージャークラスになると1000万を超えることも珍しくはありません。

しかしその労働時間の圧倒的長さ、拘束時間の長さを考えると決してわりのいい給料と思えないのも実情です。
この職業の恋愛・結婚事情
飲食業に就く人間には完全に二種類の人間に分かれます。

一つは目標をもって飲食業に誇りを持って務めるもの。

もう一人は経験がなくても誰でもできるという安易な考えでなんとなく勤めてるもの。

前者は実はかなり既婚者が多いです。

もちろん後者は圧倒的に独身が多いです。

ただ一つ飲食業の問題として、土日祝日などの一般家庭が休みをとる日こそが仕事の忙しい日になるため、基本的に平日以外は休みが取れない、家族サービスがしにくい、などの問題点があります。

しかし違った考え方をすると、人があまり外出しない平日にレジャー施設に行けるため、交通渋滞や施設の混雑を気にすることなく休暇を満喫できるメリットもあります。
この職業を目指す人へのメッセージ
労働時間が長いとは言われていますが、徐々に法整備も整いその環境は改善されつつあります。

自分なりの目標ややりがいを見出していくことで毎日の職務が楽しいものへとかわります。

人と人とのコミュニケーションが好きだという方なら最高の仕事だと言えるでしょう。

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